1997年、ヴェロニク・ブランキーノが自身の名を冠したブランドのコレクションを発表。
ヴェロニク ブランキーノはベルギーのデザイナー。
創業者のヴェロニク ブランキーノ(Veronique Branquinho)は。1973年、ベルギーのブリュッセルに生まれる。ブリュッセルのセント・ルーカス・スクール・オブ・アートで絵画を専攻。その後、91年、アントワープ王立美術アカデミーに入学。ファッションデザインを学ぶ。95年卒業。卒業製作で「エチケット」を発表。
1997年10月、パリのギャラリーで展示会を開き、注目を集める。1998-1999年秋冬よりパリコレクションに参加。98年にVH1ファッションアワードの新人賞を受賞。
1999年春夏、1999-2000年秋冬シーズン、イタリアの高級革製品メーカーのルッフォ社が展開する実験的なプロジェクト、ルッフォ リサーチのデザインをラフ シモンズとともに担当し、話題を集める。2000年、ベルギーで開催されたモエ・ファッション・アワードで大賞を受賞 。2003-2004年秋冬よりメンズラインを発表。
展示会の活動も積極的に参加。99年パリの「コレット」、2001年、ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)での「フランドルのファッション:ベルギーのデザイン展」等に参加している。
2008年、ブランド設立10周年を記念して、ベルギー・アントワープのモード・ミュージアム(ModeMuseum)にて、回顧展「ヴェロニク ブランキーノ、ありのままの姿(Moi, Veronique Branquinho, Toute Nue)」を開催。回顧展では、ブランキーノの曖昧で示唆的な世界の内面を表現する。
2009年、ブランドのクローズを発表。世界的景気停滞が理由。2009年から2011年までは、「デルヴォー」のアーティスティック・ディレクターを務める。
2012年、オンワードラグジュアリーグループとのサポートを受けてブランド「ヴェロニク・ブランキーノ」を復活。
2017-18年秋冬シーズンを最後にブランドを再休止することを発表。