1985年、ブランド「ダナ キャラン」を設立。2015年より休止し、DKNYにフォーカスして展開している。
ダナ キャランはアメリカのファッションブランド。
洋服の着方のモダンシステムを作り、女性のためにシンプルだがエレガントで魅力的なファッションを作り上げたと言われている。美しさと着心地のよさのバランスを追及。シャープでセクシーな、洗練されたスタイルを提案。 「仕事先からパーティーに直行してもいい服」という理念の下に創作され、ニューヨークのエグゼクティブキャリアに絶大な支持を受ける。
創業者のダナ・キャラン(Donna Karan)は1948年、アメリカ、ニューヨーク生まれ。パーソンズ出身。在学中にアン クラインのアトリエに実習生として採用され、アシスタントデザイナーを務める。74年、アンの死と共にヘッド・デザイナーに抜擢。77年、「コティ賞」を受賞。81年、再度「コティ賞」を受賞。
自分のアイデンティティを見出すため、85年、夫であるワイスと共に、日本のメーカーの資本によりダナ キャラン ニューヨーク社を設立し、自身の名前を冠して「ダナ キャラン・コレクション」を発表。その機能的でセクシーなスタイルに「ダナ キャランはファッションの歴史を作った」と賞賛される。
85年、CFDAアワードで「デザイナー・オブ・ジ・イヤー」を受賞。90年には再び「デザイナー・オブ・ジ・イヤー」を受賞。92年、CFDA「メンズウェア・デザイナー・オブ・ジ・イヤー」を受賞。97年、CFDAの事実上の最優秀賞である「ウィメンズウェア・デザイナー・オブ・ジ・イヤー」を受賞。現在ではCFDA理事会のメンバーに属する。
1988年、カジュアルラインの「DKNY」。90年、ジーンズラインの「DKNY ジーンズ」91年、「ダナ キャラン メン」92年、「DKNY メン」「DKNY キッズ」「ダナ キャラン・インティメンツ」等、次々とニューラインを発表。
2000年、LVMHに買収される形で経営権を手放す。
2015年、ダナ・キャランが、チーフデザイナーとしての活動を休止。ランウェイショーとコレクションはしばらく休止することを発表。当面はDKNYにフォーカスして展開していく。