1981年、マイケル・コースが自身の名を冠したブランドを設立。
マイケル・コース(MICHAEL KORS)は、アメリカのウィメンズブランド。メンズ&ウィメンズ既製服、アクセサリー、シューズ、時計、ジュエリー、アイウェア、フレグランス製品を含む幅広い製品を展開している。
セカンドラインは「マイケル マイケル・コース(MICHAEL Michael Kors)」。また、ウィメンズのランウェイコレクションは「マイケル・コース コレクション(Michael Kors Collection)」として発表されている。
デザイナーのマイケル・コース(Michael Kors)は1959年8月、アメリカのニューヨーク州、ロングアイランド生まれ。 ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)卒業。 78年、FIT在学中でまだ19歳の頃、ブティックで販売員をしていたが、そのブティックのアイテムのデザインを担当し始める。デザインはレザーが中心。
81年、自身のブランド「マイケル・コース」をスタート。
83年、第1回アメリカン・オリジナル・アウォードを受賞。95年、ELLE/キャデラックファッション優秀賞を受賞。 95年「ICB」の初代デザイナーとなる。96年より、セカンドライン「コース(KORS)」を開始。 97年11月、セリーヌに招かれ、1998-1999 A/Wから2004-2005 A/Wまで、セリーヌのクリエイティヴ・ディレクターを務める。
ミニマルで実用性の高い服、手堅く洗練された服を作ることで好評を博し、「NYのシティ派」デザイナーと呼ばれる。LVMHグループのセリーヌのデザイナーに抜擢された際、この手法をパリの品格、上品さをそぐわないレベルで持ち込んだ。これはマダムブランドと呼ばれたセリーヌの若返り、復活に貢献。現代的で都会派キャリアウーマンの支持するブランドに変えた。
99年、CFDAのデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞。
マイケル・コースのブランドでは2001年、アクセサリーラインを発表。2002-2003年秋冬より、メンズラインを開始した。2004-2005年秋冬ニューヨークファッションウィークにおいて、コースの後継ブランドとして「マイケル マイケル コース(MICHAEL Michael Kors)」を発表。
2017年、マイケル・コース社がシューズやアクセサリーが人気のジミー チュウを買収。
2018年、マイケル・コースが、 ヴェルサーチェを買収。これに伴いファッションラグジュアリーグループとして社名をカプリ・ホールディングスに変更した。
2023年、親会社であるカプリホールディングスがコーチ(COACH)、ケイト・スペード ニューヨーク、スチュアート・ワイツマンを抱えるタペストリーのグループに入る。