1968年、マリテ・バシェレリーとフランソワ・ジルボーがブランドを設立。 2013年11月にブランド終了。
マリテ+フランソワ ジルボー(MARITHE + FRANCOIS GIRBAUD)はフランスのファッションブランド。 2013年11月にブランド終了。
マリテ・バシェレリー(Marithe BACHELLERIE):1942年フランスのリヨンで生まれる。
フランソワ・ジルボー(Francois GIRBAUD):1945年フランスのマザメで生まれる。
60年に出会ったマリテ・バシェレリーとフランソワ・ジルボーはアメリカのカウボーイスタイルのファッションをパリに輸入するようになる。ざらざらしたデニム生地を得メリーボードで柔らかくしたことが、ストーンウォッシュ加工という現在のジーンズ業界では必要不可欠な発明をもたらす。
ジーンズをヨーロピアンテーストにしたことでアメリカのワークウェアのイメージの濃かったジーンズのイメージを払拭することに大きく貢献。ウォッシュやソフト加工の技術はジーンズ業界の革命であった。
68年初のコレクション「CA」を発表。72年、パリのレアール地区にアメリカンスタイルのジーンズ店を開く。74年、バギージーンズが話題に。当時は「カンパニエ・デ・モンターニュ・エ・デ・フォレ」や「クローズド」といったブランドやライセンスでジーンズを発表した。
86年それぞれの名前を冠したブランド「マリテ+フランソワ ジルボー」を発表。パリのファッションウィークにデビューを果たした。彼らはジーンズ技術の模索を続け、シワ加工やシームレスオバーホール、焼き印を入れる、タトゥー、レザーカット、ライクラ入りのストレッチ素材等を取り入れていった。
90年代2000年に入ってもジーンズメーカーとのコラボレーション、世界規模に旗艦店やフランチャイズ店を展開するなどブランドは拡大を続けている。
現在はデニムの他にもレザー靴、アクセサリー、アイウェア、スポーツウェア、スキーウェアのラインがある。人種差別撲滅プロジェクト「ピース・ムーブメント」等にも参加している。
2013年、ブランドをクローズ。