1995年、ロンドンにて「ステラ マッカートニー」スタート。
ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)はイギリスのファッションブランド。ウィメンズ及びメンズウェア、アクセサリー、フレグランス、アイウェアなどを展開している。
ステラマッカートニーの特徴は、クラシカルで、シャープなテーラリングにクリーンなデザイン、フェミニンを融合させたスタイル。アートやカルチャーを融合させたウェアも多くみられる
ファッション業界においても“サステナビリティ”“エシカル”というキーワードが叫ばれる中、先陣を切って、リサイクル素材や、“ノーレザー、ノーファー、ノーフェザー”の姿勢を貫いてきた。
デザイナーのステラ・マッカートニー(STELLA McCARTNEY)は1971年9月13日、ロンドン生まれ。元ビートルズのポール・マッカートニーとリンダ・マッカートニー(Linda McCartney、旧姓Linda Eastman)の次女としてロンドンに生まれる。セントマーチンズ卒業。
クリスチャン ラクロワの下で学び、サヴィル・ロウのエドワード セクストンのもとでジャケット、パンツスーツなどテーラードの勉強をした。いわば彼女のシャープなテーラリングの起源といえる。
1995年、セントマーチンズ卒業コレクションで、モデルのケイト・モスを起用。ポール・マッカートニーの名声もあり、一躍脚光を浴びる。ケイト・モスらがすぐに着用するようになり、その影響もあり彼女のデザインは人気になる。 卒業後、ロンドンで自身のレーベル「ステラ マッカートニー」をスタート。
97年、カール ラガーフェルドの後任としてクロエのクリエイティヴ・ディレクターに大抜擢される。このとき若干25歳。自身のコレクションを2度開催しただけだったが、ブランドの成長に大きく貢献し、1998年春夏から2001-2002年秋冬までデザイナーとして活躍した。ステラは自分のブランドの立上げからフィービー ファイロとともに活動しており、クロエはステラの退任とともにフィービーが引き継ぐことになった。
2001年、グッチグループの後押しのもと、自身のブランド「ステラ マッカートニー」を設立。2002年春夏より、パリ・プレタポルテ・コレクションに参加。2003年、パルファム(香水)を発表。
2005年、アディダスとコラボレートしたブランド「アディダス・バイ・ステラ マッカートニー(Adidas by Stella McCartney)」を発表。このコラボは2010年まで続く予定。その他、2005年秋冬シーズンにH&M、2007年にターゲット(target)、2008年春夏シーズンからはレスポートサックとバッグのコラボレーションを開始するなど積極的にコラボレーションを展開している。
2008年、新しいランジェリーラインを発表。2009年、GAPとコラボレーションで子供服をデザイン。
2012年、ロンドンオリンピック、英国代表チームのクリエイティブ・ディレクターとして、アディダスより指名を受けウェアをデザイン。同年、香水「L.I.L.Y」発売。
2017年春に初のメンズウェアを発表。
2018年初のユニセックスサングラスを発表。