1995年、ソフィー メシャリーがポール&ジョーを設立。
ポール & ジョーはフランスのファッションブランド。
創業より、人々の日常に手の届くラグジュアリーを届け続けている。ウィメンズウェアを中心に、メンズウェア、時計、アクセサリーなどを展開。日本ではコスメ製品も人気。猫をモチーフにしたアイテムを多く展開している。
■ライン
ポール & ジョー - メイン
ポール & ジョー シスター(PAUL & JOE SISTER) - セカンドライン
ポール & ジョー ボーテ(PAUL & JOE BEAUTE) - コスメライン
ポール & ジョー アクセソワ(PAUL & JOE ACCESSOIRES) - アクセサリーライン
創業者は、ソフィー メシャリー(Sophie Mechaly)。1967年、フランスのパリ生まれ。両親はフランスの高級シャツブランド「ル・ガラージュ」を経営。もともとソフィー・アルブとしていたが、2012年に名字をメシャリーに変更した。両親に同行し、イタリアの生地工場に布を見に行くなど、幼い頃からファッションに触れて育ち、自然と興味を持つ。
パリ大学で経済経営学を専攻し卒業。その後、アズディン アライアの下で研修生として働く。その後、1年間ファッションの専門学校、IMF(インスティチュート・フランス・デ・ラ・モード)でファッションの技術面を学び卒業。
IMF卒業後は両親の経営する高級シャツブランド「ル・ガラージュ」に入社。26歳で専任デザイナーに就任。「ル・ラガージュ」の閉鎖をきっかけ「自由に自分の創造性を行かせるブランドをつくろう」と独立を決意。
1995年に独立し、メンズブランド「PAUL & JOE(ポールアンドジョー)」を設立。ブランド名の由来は2人の息子の名前(ポールとジョー)。当時1歳と4歳だったポールとジョーであるが、ブランドを立ち上げると子供とすごす時間が減るため、子供たちに「いつも心はそばにいる」ことを伝える意味をこめた。
97年から世間のニーズもありレディースウェアを発表。2002年、コスメティックラインである「PAUL & JOE BEAUTE(ポールアンドジョー ボーテ)」をスタート。
ソフィーはデザインだけではなく、生地の選択、工場との価格交渉、営業面から生産管理まで関わっていた。大学で経営学を学んだ影響からか、「モードには商業的な面を見極めるビジネス感覚も必要。経営面をしっかりとしないと先には進めません」とコメントしている。シーズンの始まりには自らショップに立ち、顧客の反応を見たり、直接意見を聞くなどしている。
2005年、メインラインをベースにデザインした4-12歳のための子供服「little PAUL & JOE」を発表。2008年春夏よりレディースラインのパリコレクションデビュー。
2008年、ディズニーのコラボレーションでコスメシリーズを発表。これはパッケージに懐かしのディズニーキャラクターが登場する限定アイテムとして発売された。
2016年、初のステーショナリー・ライン「ポール & ジョー ラ・パペトリー」をスタート。2017年、ポール & ジョー初のウエディングドレスコレクションを発表。
2018年春夏よりファーストラインのデザインチームにシャルル アナスタスがジョイン。デザイナーとして起用した。2018年秋冬より、ポール & ジョー シスターのアクセサリーラインを「ポール & ジョー アクセソワ」に名称変更。これに伴い「ポール & ジョー シスター」でのファッション雑貨・アクセサリーの展開は終了。
コラボレーションも積極的に行っており、コンバース、エーグル、ジャック ラッセル メルティエール、シチズンズ・オブ・ヒューマニティ、ディズニーとアイテムを発表している。