1968年、アルベルタ フェレッティがブティックをオープン。
アルベルタ フェレッティ(Alberta Ferretti)は1950年、イタリア、アドリア海北部沿岸の町カットリカに生まれる。ドレスメーカーの娘。当時地元にフェリー二映画のセットがあり、その華やかな世界と母のアトリエ、ドレス生地・縫製を間近で見ていたことが後に大きくなインスピレーションとなる。
アルベルタ フェレッティは1968年、若干18歳で自身初のセレクトショップ「Jolly Shop」をオープン。そこでは主にデザイナーズブランドを取り扱う。同年に結婚し、2人の息子を出産する。
フェレッティは、やがて自らデザインする方向へ向かっていき、74年、自身の名前を冠した「アルベルタ フェレッティ」のブランドを設立し、コレクションを発表。80年、弟のマッシモとともにアエッフェ社を設立し、81年、ミラノコレクションにデビュー。
84年、セカンドライン「フィロソフィ ディ アルベルタ フェレッティ(PHILOSOPHY DI ALBERTA FERRETTI)」を立ち上げる。99年にはスポーツコレクション「アルベルタ フェレッティ テック(ALBERTA FERRETTI TECH)」をスタート。
アエッフェ社は94年に中世の余韻がのこる街、モンテグリドルフォに拠点を移した。このころ同社は着実にビジネスを成長させていく。現在ではモスキーノ、ポリーニ、自身のブランドを抱える企業にまでに成長した。(一時期、ナルシソ ロドリゲスもグループ傘下にあった)
アメリカの化粧品関連ブランド、エリザベスアーデンと化粧品関連の製品で長期提携を発表。エリザベスアーデンがアルベルタ フェレッティの化粧品(スキンケア、香水、化粧品など)を開発から販売までをグローバルで展開する。販売が開始されるのは2009S/Sシーズンから。
2011年、ブライダルラインの「アルベルタ フェレッティ フォーエバー(ALBERTA FERRETTI FOREVER)」を発表。
2012年、2013年プレフォールコレクションより、「フィロソフィ ディ アルベルタ フェレッティ」のデザイナーにナタリー ラタベージが就任。ブランド名を新しく「フィロソフィ バイ ナタリー ラタベージ(PHILOSOPHY BY NATALIE RATABESI)」として展開することになった。