1996A/Wにメンズコレクションで自身の名を冠したブランド「キャロル クリスチャン ポエル」を発表。
キャロル クリスチャン ポエル(Carol Christian Poell)。1966年、オーストリア生まれ。
テーラーを営む父の影響を受けて、テーラリング技術を学ぶ。オーストリア・グラーツでファッションデザインを学び、ヴェネチアのファッションコスチューム総合大学で紳士、婦人服のテーラーに関する学位を習得。また、ミラノのドムスアカデミーでもテーラリングを学ぶ。
イタリアでフリーランスデザイナーとして活動した後、95年に「キャロル クリスチャン ポエル」のブランドでメンズコレクションを発表。98年、1999S/Sシーズン、クラシカルなメンズウェアの要素を発展させるかたちで、レディースコレクションを発表。「フェティシズム」をコンセプトとした。
キャロル クリスチャン ポエルのデザインのベースはベーシックにあり、テーラードの美しさには定評がある。一見ベーシックでありながら、1つ1つのコレクションにどこか捻りが効いていて、ディテールのこだわりを感じるとこが人気のポイント。
2000S/Sより展示会形式でコレクションを発表。
現在、キャロル クリスチャン ポエルは靴のブランド、プレミアータのデザインも手がけている。