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TANINO CRISCI

タニノクリスチー

ブランドのはじまり

1876年、タニノ・クリスチーが、ミラノに店舗を構える。

タニノクリスチーについて

タニノクリスチー(TANINO CRISCI)はイタリアのシューズブランド。

1876年、タニノ・クリスチー(Tanino Crisci)が、ミラノに小さいなブティックを構える。ミラノの貴族たちの乗馬用ブーツや靴を作るところからスタートした。現在シンボルマークとなっている乗馬の絵は、創業時の店の看板でもあった。

1919年、ミラノの南西の町のカステッジオに生産工場を設立。60年、ミラノのモンテナポレオーネ通りに初の直営店をオープン。現在は事業も拡大し、1日120足、年間で25000足の靴を生産している。80年代以降、展開を広げ、バッグ、財布、ベルト、小物、ウェアなどもブランドのラインナップに加えている。

タニノ・クリスチーの特徴は、イタリアらしいエレガントなデザインとはき心地の良さ。

主にはマッケイ製法が採用されている。素材となるカーフスキンは上質なものを使用しており、足馴染みが良い。なめしには天然のアニリン加工が導入されている。

創業時から「靴の履き心地の良さ」に徹底的にこだわり続け、つま先の形状、アッパー、縫い目、踏みつけ部分、踏まずアーチなど厳密に設計されている。近年、一部工程が機械化されたが、多くは職人のハンドメイドで行われる。

創業当時から作り続けるブーツはブランドの看板でもあり、定番の人気商品。

2008年の10月9日、東京・銀座のショップがリニューアルオープン。日本では、銀座と大阪梅田などに直営店を運営している他、セレクトショップにて取り扱いがあったが、2012年をもって全ての店舗が閉店。撤退した。

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