1980年代に一世風靡したブランド「MCM(エムシーエム)」が、日本へ再上陸。2014年4月25日(金)に銀座に直営店をオープンする。
1970年代、国際的な著名人やファッション評論家が集まった、文化復興のミュンヘンで開花したMCM。アートから、映画、音楽、ファッションにまで影響を与えたグローバルに遊び、活躍した著名人たちからインスピレーションを受け、魅惑的なアイコンブランドとして世界中で知られるようになり、多くの王族やVIPに愛用された。
今日ではビヨンセやジャスティン・ビーバー、ミーシャ・バートンなどセレブリティが愛用。世界中に286の小売事業を提示し、創業の地ドイツなど欧州をはじめ、アメリカに約10店舗、中国に約20店舗、韓国に約75店舗など、世界各地に多くの店舗を構えている。
今回オープンするショップは、ラグジュアリーブランドが軒を連ねる中央通りに位置。万華鏡をイメージしたエントランスは、ユニークなガラスの円型風除室が来店者を迎える。またガス灯通りのサブエントランスには、ドッグリードホルダーも設置が予定されているなど、愛犬を連れてショッピングを楽しむ人への配慮も。
店内は、グレーストーンとMCMを象徴するゴールドブラスプレートが基調となり、「落ち着きと華やかさ」が感じされるモダンな仕上がりだ。メインエントランス側には、シーズナルコレクション、革小物、コニャック・ヴィセトスと呼ばれるMCMを代表するモノグラム柄のヘリテージライン、一部アパレルを展開。サブエントランス側には、メンズ、ユニセックス、レディトゥウェアを揃えている。
コレクションとしては、コニャック・ヴィセトスと呼ばれるMCMを代表するモノグラム柄のヘリテージラインのバッグやぬいぐるみといった定番商品をはじめ、2014年春夏の新作で「FLOWER BOYS IN PARADISE」をテーマにしたカラフルなフラワー柄のシリーズや、ゼブラ柄のシリーズ「ファンキーゼブラ」などが新しく登場。バッグ類は、ベーシックな黒やベージュのほか、鮮やかな赤、ピンク、オレンジ、ブルーなど豊富なカラーバリエーションで展開されているものが多い。
その他にも、日本限定クラッチバッグが展開されるほか、今後もドローストリングバッグやミニバッグといった限定アイテムが発売される。
また、東日本大震災復興支援のためのプロジェクトとして、南三陸町の企業、アストロ・テックが製造を手掛けるレザーメッシュのトートバッグのコレクションも、日本でのエクスクルーシブラインとして展開される予定だ。
MCMは、今回オープンする銀座の直営店のほか、今後は全国有力デパートでの展開もスタートする。
年内に都内に2店舗、来春には大阪に1店舗、直営店をオープンする予定。90年代ブームの後押しもあり、反抗的でグラマラスなミュンヘンの空気を含んだMCMのカムバックは、懐かしさと新鮮さをもって歓迎されそうだ。
【ショップ情報】
MCM GINZA HAUS 1
住所:東京都中央区銀座3-5-4 十字屋ビル1階
TEL:03-5524-7177 ※オープン日より開通。
オープン:2014年4月25日(金)
営業時間:12:00~20:00
無休(年末年始、ビル休館日を除く)
面積:約90坪