東京国立博物館で2014年10月10日(金)・11日(土)の2日間、「博物館で野外シネマ」が開催される。第一回目の上映作品として選ばれたのは、1983年の同名作品をもとに制作され、2006年公開されたアニメーション映画『時をかける少女』。
東京国立博物館、通称トーハクは、実は『時をかける少女』主人公のおばが務めているという設定で、作品にも縁の深い場所。今回のイベントは、そのトーハクの特設屋外ステージでの上映会。映像中に登場する場所で、作品を見られるという、少しユニークな上映会となった。
上映初日の10月10日(金)は、特別展室長の松嶋雅人が、作品の制作に関わったという角川書店プロデューサー渡邊隆史、スタジオ地図プロデューサー斉藤優一郎の2人を迎え、3人によるスペシャルトークショーを実施。『時をかける少女』の制作秘話や苦労話など、ここでしか聞けない話が多く披露される。
さらにイベント期間中は「アジアフェスinトーハク」の期間とも重なっていて、アジア料理の屋台やアジアビール、コーヒーなども販売している。アジアの味を楽しみながら、野外で映画を鑑賞できる、ゆったりとした秋の夜になりそうだ。
【開催情報】
博物館で野外シネマ
期間:2014年10月10日(金)・11日(土)
時間:19:00〜(1時間40分程度)
会場:東京国立博物館本館前
作品:『時をかける少女』(監督:細田守/2006年)
申し込み:当日会場にて ※雨天時は先着380名。
料金:無料 ※入館料は必須。(一般620円、大学生410円)
※当日は22:00まで特別開館。
※11日は日本語字幕付き上映。
■『時をかける少女』スペシャルトークショー
日時:10月10日(金) 18:30〜
会場:本館前
料金:無料 ※入館料は必須。(一般620円、大学生410円)
申し込み:当日会場にて ※雨天時は先着380名。