ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE / GINZA
2014年10月2日(木)から10月31日(金)までの期間、イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE INC.)の全ブランド特別複合店「エルトブ テップ イッセイ ミヤケ(ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE)」東京・銀座店と大阪・船場店で、建築家の中村竜治が手掛けるディスプレイが展開中だ。
三宅一生と研究開発チームのリアリティ・ラボ(Reality Lab.) による服作りプロジェクト「132 5. ISSEY MIYAKE」の今シーズンのテーマは、“TRIANGLE”。直角三角形を組み合わせ、どんなアイテムでも六角形にできる新3Dシリーズ「GRID WOOL」を展開した。
ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE / SEMBA
今回登場するディスプレイは、「GRID WOOL」からインスピレーションを得て制作された、1枚の巨大なダンボールからなるダイナミックな作品。実際の服に使われたパターンを5.5倍に大きくし、洋服と同じく自由に形が変えられるように制作された。小さな三角形が洋服を作るインスピレーションを与え、新しいパターンを生み出し、さらには大きな作品へと変化していく姿から、「GRID WOOL」がさまざまに変容する可能性を感じさせる。
【アーティストプロフィール】
中村竜治
建築家。1972年長野県生まれ、東京藝術大学大学院修士課程修了。住宅や店舗などの設計のほか、展覧会の展示空間、美術館でのインスタレーション、舞台美術なども手掛ける。グッドデザイン賞、JCD デザインアワード大賞を受賞。
主な作品:へちま―サンフランシスコ近代美術館所蔵、とうもろこし畑―東京国立近代美術館「建築はどこにあるの?7つのインスタレーション」、梁―東京オペラシティギャラリー「感じる服 考える服:東京ファッションの現在形」会場構成、ダンスー豊田市美術館「反重力展」など。
【ディスプレイ詳細】
展示期間:2014年10月2日(木)~10月31日(金)
会場:エルトブ テップ イッセイ ミヤケ 銀座店、エルトブ テップ イッセイ ミヤケ 船場店