2015年3月1日(日)から5月24日(日)までの期間、ちひろ美術館・東京にて、絵本になった!『窓ぎわのトットちゃん』展が開催される。
戦後最高のベストセラーとなった『窓ぎわのトットちゃん』は、女優、ユニセフ親善大使で、ちひろ美術館館長の黒柳徹子による自伝的物語。この書籍が絵本になって発売された。そこで本展では、絵本に収録されたいわさきちひろの作品を、戦争の時代にあっても夢を失わずにたくましく生きたトットちゃんたちのエピソードとともに展示する。
いわさきちひろ 並んでお弁当を食べている子どもたち 1966年
絵本『窓ぎわのトットちゃん』は、トットちゃんが小学校1年生で学校を退学になるところから始まる。新しい学校・トモエ学園は、電車を教室に使ったり、授業はそれぞれが好きな科目から勉強したりと、なにもかもがユニークな学校。男の子も女の子も、障害のある子も、「みんな一緒だよ」と言い続けた校長先生のもと、トットちゃんや友達は情操豊かにたくましく育っていくというストーリーだ。
終戦70年の今年、ちひろと黒柳徹子に共通する子どものしあわせと平和への願いを、トットちゃんの物語を通して見つめなおすことができる貴重な展覧会に、ぜひ足を運んでみて。
【開催概要】
絵本になった!『窓ぎわのトットちゃん』展
会期:2015年3月1日(日)〜5月24日(日)
会場:ちひろ美術館・東京
住所:東京都練馬区下石神井4-7-2
開館時間:10:00〜17:00 (入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日 (祝休日は開館、翌平日休館。※GW期間は無休。)
入館料:大人 800円、高校生以下 無料、グループ (有料入館者10名以上)、65歳以上・学生証提示 100円引、障害者手帳を提示すると半額 (介添え人は1名まで無料、視覚障害のある人は無料)、年間パスポート 2500円