ウォルト・ディズニーが遺した、“最大の謎にして最高のプロジェクト”、映画『トゥモローランド』の公開が2015年6月6日(土)に決定。それに合わせ、予告動画が解禁された。
映画の発端となったのは、ウォルト・ディズニー社の保管庫に眠っていた、“ウォルトの夢”とも言える大量の資料。これらの資料は、ウォルトがカリフォルニアにディズニーランドを作って以降、世界中にテーマパークを築き上げた源である。そんな彼は晩年、未来都市「EPCOT」の計画をたてていた。
前回公開されたコンセプトアートには、そんな理想都市を思わせる、流線的なデザインが反映されており、まるでディスニーランドのテーマパークの1つ、「トゥモローランド」が現実となって存在しているかのよう。このコンセプトアートを描いたのは、ハリウッドの伝説的デザイナーであるシド・ミード。彼は、『ミッション インポッシブル3』や『エイリアン2』など大ヒット作を手掛けた人物だ。
そして今回の予告動画では、11才の頃にイッツ・ア・スモールワールドから“トゥモローランド”に行ったことのある、フランク・ウォーカー(ジョー ジ・クルーニー)、“トゥモローランド”に選ばれ未来を夢見る少女ケイシー(ブリット・ロバートソン)、謎の少女アテナ(ラフィ・キャシディ)という3人の重要人物があらわになった。さらには、トゥモローランドと現実をつなぐ鍵、ピンバッジの存在にも焦点が当たっている。映画のストーリーや設定にはまだ謎が多いものの、ウォルトが夢見ていた世界観へと近づきつつあるのは確かだ。
2015年6月6日(土)に明かされる“ウォルト・ディズニー最大の謎にして最高のプロジェクト“の全貌に、ますます期待が高まる。
■ストーリー
ケイシー・ニュートン、17歳。ある日、彼女の持ち物に見慣れぬピンバッジが紛れ込む。それは、彼女が夢見た世界へのチケットだった。ピンバッジに触れると、ケイシーはたちまちにしてテクノロジーの発達した未知なる世界に…。果たして、ここは未来なのか?だが、バッテリー切れと同時に、ケイシーは見慣れた世界へと引き戻されていた。必死で夢の世界へと戻ろうとするケイシーの前に現れたのは、ピンバッジを彼女の荷物に紛れ込ませたと言う、謎の少女アテナ。夢の世界の名は“トゥモローランド”だという。再び訪れたいのならば、フランク・ウォーカーという男を訪ねるようにとアテナは誘う。アテナが人類の未来を託したふたりの人間、それこそがケイシーとフランクだった――だがそれは、壮大な冒険の始まりに過ぎなかった。
【概要】
映画『トゥモローランド』
公開日:2015年6月6日(土)
監督・脚本・製作:ブラッド・バード
脚本・製作:デイモン・リンデロフ
キャスト:ジョージ・クルーニー、ブリット・ロバートソン、ヒュー・ローリー、ラフィ・キャシディ
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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