第11回「東京蚤の市」が2017年5月13日(土)と14日(日)に開催される。会場は調布にある東京オーヴァル京王閣。
2012年5月、「古き良きものを愛でる人々」が集い、ヨーロッパの蚤の市の雰囲気を再現しようとスタートした「蚤の市プロジェクト」。今では2日で3万人以上が来場するイベントとなった。
全国から選りすぐった約200組の古道具・古家具店、古書店が取り扱うヴィンテージアイテムが集結。会場への入場料は500円(小学生以下無料)。
ファッション、家具、食器、書籍まで幅広いジャンルのアイテムが揃う。タイプライターや広告ポスターといったレトロなものや、建築物の一部、柱のかけら、流木などの珍品も並び、なかなか出会うことのできない“お宝”を見つけられるのも魅力的だ。
ここでは、古着はもちろん、ボタンなどの装飾品、ヴィンテージファブリックといったマニアにはたまらないアイテムが揃う。
例えば、佐々木洋品店では、ヨーロッパの古いリネンで製作した洋服、日本の古い布で製作した洋服や小物など世界各国の古い布を活かしたものを用意。そのほか、ミリタリーのデッドストックを中心に取り扱う南青山の「ベランダ アオヤマ(verandah aoyama)」、ヴィンテージに加えてトレンドを押さえたインポートセレクトも揃える代官山の「マザーリップ(MOTHER LIP)ほか、東京中の注目ショップが軒を連ねる。
会場のどこかに現れる「物々交換の本棚」。誰でも簡単に参加することができるこの本棚は、自分が持ってきた本を置くと、それと引き換えにすでに置かれている1冊を持ち帰ることができる。
また、ここに並ぶ本は全てタイトルが分からない。なぜなら、参加者が思い思いの方法でラッピングし、本を持って来てくるからだ。そのラッピングには、本のストーリーやその本を読みたいシチュエーション、読み終えた後の感想が分かるようなコメントが添えられる。わずかに残された前の持ち主の欠片から、自分の心の琴線に触れる一冊を探し出してほしい。
「東京北欧市」では、ヴィンテージ食器やハンドクラフトをはじめとする全国各地の北欧雑貨が集う。北海道から遥々やってくる「piccolina」では、デンマーク、スウェーデン、フィンランドからより買付けた選りすぐりのヴィンテージ品を。スウェーデンの工芸品やオリジナルでオーダーしたラトヴィア手編みのミトンなどギフトにもお勧めなアイテムが登場する。
関西からは、「マルカ」、「ウーラッコ」、「北欧雑貨と暮らしの道具lotta」などが出店。新入荷のものからアーティストとのコラボレーションによるものまで、見るだけで楽しくなるカラフルな北欧雑貨を多数取り揃える。
古道具や古家具は、最も出店店舗数が多く、和洋ジャンル問わず各お店の店主が自らのお気に入りを持ち寄る。ライトスタンドやテーブル、そしてガラス瓶やオブジェといったそれぞれのお店の世界観が現れるようなアイテムは必見だ。
手紙社が選び抜いたフードを味わうのも、「東京蚤の市」の楽しみ方の1つ。各ショップこだわりのメニューを提供する。
数あるお店の中でも「よなよなエール醸造所」は見どころのひとつだろう。香りとコクにこだわったエールビールは秋の味覚にもぴったり。そのほか、成城・城田工房の自家製ソーセージ、薪窯で焼き上げるピッツァ、そしてフレッシュなフルーツを使用したスイーツまで、訪れる人皆の“食べたいもの”に応えるメニューで来場者を迎える。
さらに、今回から新たな目玉エリアとして、全国各地の“あんこ(餡子)”にフォーカスした「東京あんこ通り」が開催される。自家製餡にこだわる大阪の和菓子屋「餡焚き屋中井」や、オーガニックの菓子作りを行う神奈川県の「あんむすび」などが出店し、あんこを用いた作家性あふれる菓子を披露する。
第11回東京蚤の市
日程:2017年5月13日(土)~14日(日)
時間:13日(土) 9:30~18:00、14日(日 )9:00~17:00
入場料:500円(小学生以下無料)
会場:東京オーヴァル京王閣(東京都調布市多摩川4-31-1)
※来場の際は、公共交通機関の利用で。
主催:手紙社
後援:調布市(予定)
協力:東京オーヴァル京王閣・オフト京王閣
お問い合せ:手紙社
Tel:042-444-5367