空中に絵を描けるペン「3Doodler」の最新モデル「3Doodler2.0」がMoMAデザインストアに登場。現在、大好評発売中だ。
世界初の空中に3Dが描けるペンとして、クラウドファンディングサービスWEBサイト「Kickstarter」で約2億4千万円もの資金を集めた「3Doodler」。その最新モデルである「3Doodler2.0」は、ペン先からプラスチックフィラメントを押し出して、空中に自由な形を描ける機能はそのままに、従来品と比べ半分以下の重さになり、サイズも75%、スリムにリニューアルされた。
3Dペンで作品を作る方法は、大きく分けて2通り。1つ目は、アイディアの赴くままに、ペンを走らせる方法。もう1つは、「3Doodler」のホームページで入手できる、テンプレートに沿ってパーツを作って組み立てる方法だ。
設計図に沿って制作を進めると、使い方を覚えながら簡単に作品を作ることが可能。パーツもシンプルなものが多く、初心者でも十分に楽しむことができる。
また、サイト上には、ロンドンのビッグベンや、パリのエッフェル塔、イタリアにあるピサの斜塔など、難易度を上げれば、歴史的な建造物を作ることも。アイディア次第で、様々なものを“空中”で描ける。
ペンを実際にもってみると、重めの4色ボールペンと同じくらいの重量感。フィラメントを溶かすための熱はほとんど感じることがなく、お絵描きをする気持ちで作品を作ることができる。フィラメントが出てくるスピードも自然で、2段階の調整も可能なので、用途に応じて使い分けて楽しめる。
フィラメントの堅さは、「PLA」と「ABS」の2種類。「PLA」は比較的柔らかく、テンプレートに沿って、平面のパーツを作るのに適している。「ABS」は、若干堅めで、空中での制作に適している。カラーバリエーションも豊富で、自分の好きな色を見つけ出すことができるだろう。
立体的に描くときには、ペンをとめて、フィラメントが固まるのを待つのがコツ。空中に絵を描く感覚は、今までにない不思議なものだ。ワザを掴んで行くうちに、どんどんとのめり込んでしまう「3Doodler2.0」。どの設計図にも乗っていない、自分だけのアートを作り上げてみては。
【詳細】
3Dペン「3Doodler2.0」
価格:14,904円(税込)
フィラメント(5色入り) 1,944円(税込)
販売店舗:MoMAデザインストア