ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)が2016-17年秋冬メンズコレクションを発表した。
今季も、1980〜90年代のミュージックシーンからインスパイアされた2016年春夏コレクションの世界観は継続し、ロックな雰囲気を醸し出だしている。また縦長のラインとオーバーサイズもブランドらしい特徴だ。モノトーンが目立つ着こなしの差し色に、先シーズン同様のレッドと新たにグリーンをチョイスした。
キーアイテムは、ドロップショルダーのロングコートやマキシコート、そしてバリエーション豊かなレザーアイテム。チェスターコートは大きいシルエット感や、引きずるほどの丈の長さが目を引く。シンプルな単色のものから、ツイード風のものまで実にいろんなデザインを展開。
そしてコーディネートに積極的に取り入れられたレザーアイテムは、トップスやパンツ、ライダース、そしてコートまでもが豊富に揃う。柔らかく着やすい牛皮を使用し、断ち切り加工がこなれ感を演出してくれる。トップス、パンツは一見シンプルに見えるが、袖の裏やサイドに異素材を採用し、ちょっとしたアクセントに。
スタイリングに目を向けると、縦のラインを意識したミニマルかつシンプル着こなしだ。様々な素材やカラーのパンツに、ロックの雰囲気を助長するロゴ入りトップス、そしてロングコートによって作り出されたIライン。80〜90年代のロックな匂いを醸し出しながらも、洗練されたロックスタイルが完成した。