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戦争×ポップアート、グラフィックデザイナー横尾忠則の展覧会「わたしのポップと戦争」開催

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展覧会「横尾忠則展 わたしのポップと戦争」が兵庫・横尾忠則現代美術館で開催される。会期は2016年4月16日(土)から7月18日(月・祝)まで。

戦争×ポップアート、グラフィックデザイナー横尾忠則の展覧会「わたしのポップと戦争」開催 | 写真
《堅々獄夫婦庭訓》1965年

「横尾忠則展 わたしのポップと戦争」では"戦争"と"ポップ"の二本立ての構成で展示が行われる。

第二次世界大戦は横尾が小学校低学年ころの出来事であり、彼にとっての戦争体験とは、迫り来る死の恐怖と幼少期の記憶とが結びついたどこか情緒的でノスタルジックなものでもあるようだ。第1部"戦争"ではそんな少年時代の横尾が体験した当時の記憶が様々に反映された作品を特集。

戦争×ポップアート、グラフィックデザイナー横尾忠則の展覧会「わたしのポップと戦争」開催 | 写真
《HIROSHIMA-NAGASAKI(日本グラフィックデザイナー協会)》
1995年 横尾忠則現代美術館蔵

第2部"ポップ"では、60年代から70年代半ばにかけての横尾のポップアート的な表現を紹介。それは本来、大量生産・大量消費社会を背景にイギリスやアメリカで興った美術表現を指すが、近年国際的な広がりのなかでポップアート的な表現を捉え直す試みが相次いでいる。時代の中で再評価が進みつつある横尾の作品を取り上げる。

"戦争"と"ポップ"は共に20世紀の物質文明の産物であり、一見対立するように見えて密接な関係である。それらをアーティスト横尾忠則の視点から読み直すこの展覧会で、きっと見えてくるものがあるはず。

【開催概要】
横尾忠則展 わたしのポップと戦争
会期:2016年4月16日(土)〜7月18日(月・祝)
会場:横尾忠則現代美術館
住所:兵庫県神戸市灘区原田通3丁目8-30
開館時間:10:00〜18:00(金・土曜日は〜20:00) ※入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日 ※ただし7月18日(月・祝)は開館
観覧料:一般700(560)円、大学生550(440)円、高校生・65歳以上350(280)円、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体および前売料金。(高校生、65歳以上は前売なし)
※障がいのある方とその介護の方(1名)は減免措置あり。(65歳以上除く)
※割引を受ける方は、証明できるものを持参のうえ、会期中美術館窓口で入場券を購入できる。
※前売券の販売は2016年4月15日(金)まで。会期中は販売なし。

【問い合わせ先】
横尾忠則現代美術館 総合案内
TEL:078-855-5607

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