特別展「鉄腕アトム ロボットと暮らす未来展」が横浜人形の家で開催される。期間は2016年7月16日(土)から9月25日(日)まで。
近年、人形のひとつとも考えられるロボットが注目を浴びはじめ、人の手では困難な作業を行ったり、人の話し相手になるなど、人々の暮らしを支え始めている。ロボット技術の研究がさらに進めば、マンガ『鉄腕アトム』に描かれた未来のようになるのではないだろうか……。本展では、そんな現実と空想の双方から「ロボットと暮らす未来」を紹介する。
第1章では、ロボットが人と友だちになることや、同じ職場で肩を並べて働くようになる時代など、『鉄腕アトム』に描かれるロボットと人の共存する暮らしを、作品解説と複製原稿によって紐解いていく。また、手塚治虫の直筆原稿の展示や、アトムとの記念撮影コーナーも設置。さらには、アトムを知らない子どもたちも楽しめるぬりえコーナーを設けるなど、家族で楽しめる展示内容となっている。
そして第2章では、生活支援ロボットの実用化・普及を進める取り組みとして、神奈川県を中心に行われている「さがみロボット産業特区」についての資料を展示。実際に活躍中のロボット「パルロ(PALRO)」や「火山対応ロボット」が登場する。
【開催概要】
特別展「鉄腕アトム ロボットと暮らす未来展」
会期:2016年7月16日(土)~9月25日(日)
場所:横浜人形の家
住所:神奈川県横浜市中区山下町18
開館時間:9:30~17:00(最終入館16:30)
※但し、8月の土日祝は18:00まで(最終入館17:30)
※毎週月曜休館(但し、祝日の場合は翌平日)
料金:大人(高校生以上) 800円、小人(中学生・小学生) 500円
※上記観覧料で常設展も観覧可能。
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