ZUCCa(ズッカ)の2016-17年秋冬コレクションを紹介。
アイスランドの伝統ニット“ロピセーター”は、その最大の特徴である丸ヨークの編み模様を、プリントやジャガードによって表現。ワンピースの首元にはケーブル編みのニットが配されているし、スカートには布帛に“ロピセーター”がそっくりそのまま再現されている。
コレクションを鮮やかに彩ったのは、北国を想起させるオーロラだ。レッドからオレンジへ、ブルーからグリーンへ。目がくらむような美しいカラーを、ブラウスやワンピースに丁寧に落とし込む。
また、ブルーやブラック、はたまたグリーンやカーキなど、大自然にある色を少しずつ取り入れた、優しくも力強いプリントも提案。シアーな素材から硬質的な素材まで、映し出す場所を変えることで壮大さを増幅させていく。
アイスランドの民族衣装からイメージしたであろうチェック柄は、大胆にもワンピースやブラウスへ。また、メンズではスタンドカラーのジャケットやタートルネックのニットを採用することで、そのいで立ちをくみ取っているようだ。