書籍『美しい日本の廃墟 いま見たい日本の廃墟たち』が、2016年8月25日(木)に発売される。
本書は、日本各地に眠る美しい廃墟を収録した写真集。廃墟の王道である軍艦島をはじめ、時代に取り残された炭鉱、経営難により放棄された遊園地やホテル、さらに戦争の歴史が生み出した施設、人の移動や減少により棄てざるをえなかった学校や集合住宅など、様々な廃墟写真を集めた。
中でも、豊臣秀吉の時代から続く歴史ある刑務所の跡「旧長崎刑務所」や、ラピュタに例えられる緑に浸食された神秘的な大空間「川南造船所跡」、そして炭鉱の時代の終焉と共にゴーストタウンと化した町「羽幌炭鉱周辺」は必見だ。また特別に、チェルノブイリの立ち入り禁止エリアも納められている。
それぞれの場所へ訪れるときに便利な、アクセスガイドが付いているので、実際に足を運ぶのもオススメだ。
その景観や、漂う静けさ、止まってしまったかのような時間の流れ。写真から伝わるそうした美しさに、廃墟好きでなくとも、きっと心動かされるはずだ。
【商品情報】
『美しい日本の廃墟 いま見たい日本の廃墟たち』
ヨウスケ、マツモトケイイチロウ、腐肉狼 共著
定価:1,800円+税
判型:B5変型判/160ページ/オールカラー