写真家蜷川実花と母親でありキルト作家の蜷川宏子が2012年2月8日(水)から2月19日(日)までラフォーレミュージアム原宿で「蜷川実花・蜷川宏子 二人展 写真とパッチワーク・キルト、母と娘のコラボレーション」を開催する。
右) (c)mika ninagawa Courtesy of Tomio Koyama Gallery
日本を代表する写真家として広告、ファッション、書籍や展覧会などで精力的に活躍している蜷川実花と、母親であり、世界的に有名な演出家蜷川幸雄の妻である、日々の生活の中から次々と作品を生み出し人気キルト作家として注目を集めている蜷川宏子のコラボレーション展覧会がついに実現した。
左・右) (c)mika ninagawa Courtesy of Tomio Koyama Gallery
母親の蜷川宏子が、幸せな気持ちをひと針、ひと針縫い進め、創りだしたチャーミングでアイディアに満ちたパッチワーク・キルト作品と、娘・実花による写真作品が融合した華やかな蜷川ワールドが繰り広げられている。
この展示会でも、蜷川実花作品特有の艶やかな満開の花々、まばゆいばかりの極彩色、ため息が出るような美しさ、絢爛豪華な世界観は健在。印象的でビビッドな色彩感覚は、見事なまでに母親・蜷川宏子から受け継がれたDNAであることを二人の作品が証明している。母娘のDNAが繰り広げるポップな色彩が弾けた世界観を堪能しよう!
【イベント詳細】
蜷川実花・蜷川宏子 二人展
写真とパッチワーク・キルト、母と娘のコラボレーション
日程:2012年2月8日(水)~2月19日(日) ※会期中無休
営業時間:午前11時~午後8時
入場料:一般600円/学生400円 ※ラフォーレカード会員は入場無料
場所:ラフォーレミュージアム原宿
東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6階
URL:http://www.laforet.ne.jp
【問い合わせ先】
ラフォーレミュージアム原宿
TEL:03-3475-0411
【アーティスト情報】
蜷川実花
フォトグラファー。木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。国内外を問わずファッション、広告、映像などジャンルをクロスオーバーする活動で注目を集め続ける。映画『さくらん』監督。個展「蜷川実花展―地上の花、天上の色―」は東京、岩手、鹿児島、兵庫、高知の美術館を巡回。東京のオペラシティアートギャラリー、鹿児島の霧島アートの森では最多動員記録を更新し、合計約18万人を動員した。2010年Rizzoli N.Y.から写真集「MIKA NINAGAWA」を出版、欧米を中心に世界各国で話題となっている。
蜷川宏子
パッチワーク・キルト作家。女優、真山知子として俳優座の養成所、劇団青俳、現代人劇場に所属し、舞台、映画、テレビで活躍。次女出産後、女優の仕事を控えて家事、育児に専念。かねてからの念願であったパッチワーク・キルトを基礎から学ぶべく鷲沢玲子氏に師事。手芸の域を超えた、既成概念にとらわれない自由な発想から生まれる作品には定評がある。夫は、舞台芸術家・蜷川幸雄氏。2011年12月までNHK出版「すてきにハンドメイド」にて「蜷川宏子のマンスリーキルト」を連載。著書「蜷川ファミリー」(朝日新聞出版)が好評発売中。