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震災復興に向けデザイン・食・アートが一体化した新感覚列車「東北エモーション」が運行開始

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震災復興に向けデザイン・食・アートが一体化した新感覚列車「東北エモーション」が運行開始 | 写真

カフェ「サイン(Sign)」や「ビルズ(bills)」などで知られる、トランジットジェネラルオフィスが、新しい東北を発見・体験できる列車「東北エモーション」のプロデュースを行う。

東北エモーションは、JR東日本が手がける「デザイン」、「食」、「アート」が一体となった新感覚の列車。乗ること自体が目的になるような列車づくりを目指し、各ジャンルのスペシャリストが参加している。

震災復興に向けデザイン・食・アートが一体化した新感覚列車「東北エモーション」が運行開始 | 写真 震災復興に向けデザイン・食・アートが一体化した新感覚列車「東北エモーション」が運行開始 | 写真

「食」については列車全体がレストラン空間となり、人気シェフの監修による地域食材を使ったオリジナルメニューが楽しめる。年ニ回担当シェフが変わり、前半はミシュラン一つ星を獲得しているイタリアンレストラン「アロマフレスカ」の原田慎次シェフ、後半は岩手県奥州市のレストラン「ロレオール」の伊藤勝康シェフのメニューを提供。シェフ達の感性と地元・地域の食材の融合が生み出す新しい東北の「食」が楽しめる。

震災復興に向けデザイン・食・アートが一体化した新感覚列車「東北エモーション」が運行開始 | 写真

また、列車は東北地方を中心に運転されているキハ110系車両をリノベーションし、エンツォフェラーリのデザインで「イタリア人以外で初めてフェラーリをデザインした男」として話題となった「KEN OKUYAMA DESIGN」の奥山清行がデザインを担当。車内はモダンジャパニーズデザインを得意とする「INTENTIONALLIES」の鄭秀和が担当し、東北地方に広がる様々な伝統工芸をモチーフとして取り入れる予定。

さらに居心地の良い空間づくりの一つとして、オリジナル楽曲の製作やプロデュースを手がける仙台出身の半沢武志が車両内のミュージックディレクションを務めるなど、細部にまでこだわった作りになっている。

そして東北エモーションの大きな特徴の一つがメディアアート。十和田市現代美術館の高橋匡太が手がけ、列車の中でアートを楽しむ仕掛けが施されている。

運行開始時期は2013年秋以降で、運行区間は八戸線の八戸駅~久慈駅間を予定。また東北エモーションを利用した旅行商品は8月上旬から発売開始見込み。

東日本大震災からの復興を目指す三陸地方でデビューする東北エモーション。五感を刺激される新感覚列車で、東北の魅力を再発見できる旅に出てみては。

【詳細情報】
URL : http://www.jreast.co.jp/tohokuemotion/

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