2010年、3月22日(月)、第2回 SHINMAI Creator's Project(シンマイクリエイターズプロジェクト)にて世界11カ国計37組の応募から選ばれた有能な若手デザイナー4組の1つ「A DEGREE FAHRENHEIT(エーディグリーファーレンハイト)」のコレクションをご紹介。
2010-2011A/Wコレクションのテーマは「アンプレシオニズム(仏)=印象主義」。19世紀後半、フランスに発した印象主義をイメージした。写実主義から抽象主義への変化の初期段階を写実的なアイテムにドレープやギャザーの手法を使い、抽象的なイメージで表現。ドレスドレープの美しいドレス、ギャザリングしたジャケットが登場。特にトレンチコートを解体し、再構築したかのようなドレスは圧巻。
【デザイナープロフィール】
デザイナー:天津 憂(アマツ ユウ)。1979年、大阪府出身。東京モード学園卒業。2004年、単身ニューヨークへ その後、ニューヨークコレクションのブランドのパタンターとして経験を積みつつ、コスチュームデザイナーとして活動。自身のブランドを立ち上げ、ニューヨークのGEN ARTコンペティションで2年連続グランプリを受賞。パターンへのこだわりを持った斬新なデザインで着るものの価値を高め、メッセージ性のある洋服づくりを常に心がけている。