ミナ ペルホネン(minä perhonen)の2023年春夏コレクションが発表された。

懐かしさを宿す、春夏の軽やかなムード

今シーズンのミナ ペルホネンのテーマは「懐かしい場所」。ブランドの原点である“花や動物”のモチーフを春夏らしいコットンやリネンにのせ、軽やかでどこか懐かしい雰囲気のコレクションを作り上げた。

淡くカラフルなパレット

コレクションを彩るのは、春夏のあたたかな陽気を思わせる明るいパレット。淡いブルーやミントグリーン、爽やかなイエローといったカラーが、穏やかで前向きなムードを引き寄せる。

雲を縫って飛ぶ“渡り鳥”

「ゴーイング(going)」のワンピースは、軽やかで心地よい今季のクリエーションを象徴するかのようなアイテムだ。着想源となったのは、穏やかに流れる雲の合間を風に乗って飛んでいく“渡り鳥”。カットジャカードの技法で鳥たちに立体感を出すことで、ふわりとした浮遊感を表現している。

“アイスキャンディ―”のように並ぶ森の木々

森の木々を刺繍で配した「フォレストキャンディー(forest candy)」は、クリーンなブルーのシャツドレスに。カラフルな木々がまるでアイスキャンディーのように並んだデザインが、楽し気な表情を演出してくれる。

凛と天に向かって咲く花々

「デヴェロッペ(développé )」は、足を高く上げるバレエのポーズから名付けられたデザイン。温かみのあるイエローのブラウスには、大地に根を張り天に向かって咲く花が描かれている。片方の葉を大きく伸ばした花々は、まるでバレリーナが“デヴェロッペ”のポーズを取っているかのようで、遊び心たっぷり。