出島は、1634年に造られた扇型の人工島。江戸幕府の約200年にわたる鎖国政策下、唯一西洋とつながっていた貿易の窓口で、ポルトガルやオランダとの貿易が行われていた。当時は海に向かって突き出た形をしており、その全敷地は「出島和蘭商館跡」として国の史跡に指定されているが、現在は周囲も埋め立てられて陸地となっている。
19世紀の出島には、蔵や番所、住居など、49棟の建物があったとされるが、そのうち水門を含む25棟を復元する事業が進行中。復元された建物内では、家具や調度品などとともに当時の出島の様子を紹介する展示が行われている。
2件の開催中イベント