松岡茉優が女優人生初めてのチャレンジ。肌へのメークなし、23歳ありのままの松岡茉優をとらえた「すっぴん」素肌と共に、その挑戦を追った動画が公開された。
出演作映画『万引き家族』が、第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて、最高賞のパルムドールを受賞。また2017年には、初主演となった映画『勝手にふるえてろ』で、東京国際映画祭観客賞、東京ジェムストーン賞をW受賞した、松岡茉優。わずか23歳ながら華やかな経歴を持ち、映画、ドラマ、舞台と多岐にわたって活躍している。
人気俳優の道を一気に駆け上がってきた松岡が、肌へのメークを一切施さない「すっぴん」素肌で撮影に初めて挑む。その撮影を担当したのは、世界的に活躍する一流写真家集団「マグナム・フォト」の精鋭フォトグラファーたち。 撮影までの軌跡を収めた動画では、すっぴん撮影に向けた彼女の心の変化や、ありのままの素顔を見ることができる。
Q.肌メークなしの撮影はいかがでしたか?
役者として次は警察官、次はお医者さん…と色々演じてきて、その上でいろいろなことが起こるので、 ちょっとのことでは驚かない耐性はついていたと思っていたのですが、“まさかここまで本当にすっぴんになるとは…”と。正直かなり驚きました。
Q.撮影を終えて、今どの様に感じていますか?
最初はとても緊張していたのですが、途中から「中身勝負」という気持ちに変化していきました。素肌だからこそ、内面の豊かさや美しさが、きっと肌やその表情にも出ると思っていて。今回は今ある私の全てを出せたらとてもよい経験になるのではないかなと思い取り組みました。
Q.撮影した写真をみて、“今までに見たことのない表情をしている”とおっしゃったそうですが、それはどういう意味ですか?
今回、私をよく知っている人たちが今まで見たことがない表情が出来たら最高じゃないかな…と考えていました。ずっと一緒に過ごしている家族や幼馴染が見たことない表情なんてきっとだろうと思っていたので。そうしたら今回の撮影で自分も見たことのない表情をしていたので、とても嬉しかったんです。
Q.松岡さんにとって「すっぴん」素肌撮影は、どんな意味がありましたか。
固定観念を捨てるということなのかなって思いました。今まですっぴんで撮影したこともなかったですし、こうじゃなきゃいけない、この角度は苦手などがありました。でも、その縛りを捨ててみようと思わせてくれましたし、もっと楽に考えたらいいことあるかなって気持ちにもなれました。
Q.世界的に有名なフォトグラファーとの撮影を終えて、どのように感じられましたか。
とても心地よく過ごさせてくれた撮影でした。
いつもはしっかりメークをして、かわいい衣装を着て、それが私の武器となってカメラの前でも戦えるような気持ちにさせてくれるんです。
でも、今回本当に肌もすっぴんで、ラフな衣装で、私にとって武器を持っていない状況なのに、マグナム・フォトのお二人がそれを肯定して、さらに素肌が素敵だと思えるような撮り方をしてくださったからだと思います。素肌が武器になることを教えてもらいました。
Q.撮影に向けて準備は何かされていましたか。
性格的に気にしすぎるところがあるので、なるべく「すっぴん」というのを気にしないように過ごしていました。また、どちらかというと私の肌は乾燥しがちなのですが、SK-IIの「フェイシャル トリートメント エッセンス」で毎日丁寧にお手入れをしていました。そのことが撮影に臨む自信をもたらしてくれたと思います。