ナイキ(NIKE)が、傘下に置くブランドコールハーンとアンブロを売却し、ナイキ、ジョーダン、コンバース、ハーレーの各ブランドによる成長に集中する意向であることを発表した。両事業の売却プロセスを直ちに開始し、2013年5月までに完了する予定。
アンブロとコールハーンの売却に関して、ナイキのマーク・パーカーCEOは、収益性のある分野の成長を加速させる点を強調し、「ジョーダン、コンバース、ハーレーにも大きな可能性があり、各ブランドの消費者との関係はナイキブランドを補完します。」とコメントしている。
現在、ナイキの完全所有子会社には、アンブロ、コールハーン、コンバース、ハーレー・インターナショナルがある。ナイキは、1988年にコールハーンを、2008年にアンブロを買収していた。