イタリアの高級ランジェリーブランド「ラペルラ(LA PERLA)」が2012年11月22日(水)にイタリア大使館で2013年春夏コレクションを発表。19世紀シチリアを舞台にしたルキノ・ヴィスコンティの映画「Gattopardo - 山猫」よりインスパイアされたコレクションだ。
ラペルラはアダ・マゾッティ(Ada Masotti)が、イタリアの芸術の街ボローニャにてコルセットのアトリエを開いたことによりそのクリエイションが始まった。
50年以上、職人の巧みの技や伝統の上質な素材を守りながらも、現代のセンスで新しいエレガンススタイルを生み続けている。今季のカラーパレットはセージグリーン、テラコッタ、コーンイエロー、加えてピンク、ベージュ、ホワイト、ブラックといった肌色を引き立てる色合いに、細やかな刺繍細工や、華麗なレース、フリル使いなど贅沢なディテールが散りばめられている。
シルクジョーゼットの繊細な生地にプリントされたのは、古代タペストリー(人物・風景などのつづれ織り)。サテンリボンのベビードール、フラワープリントのビスチェなど、華やかでロマンティックなピースが乙女心をくすぐる。
ブラカップ、ショーツのフロントなどにあしらわれた手仕事の見事な刺繍が視線を集め、サイトやフロントの華奢なレースアップが上品なセクシーさを演出する。大きなフラワーのモチーフがあしらわれているWhale-Bone(クジラの骨組み)を思わせるコルセットや、三角にカッティングされたチュールのジオメトリックなブラやスリップはコンテンポラリーな表情を見せ、ランジェリーにあたらな境地を生み出した。
女性だけに与えられた美しさ、喜びを堪能できるラペルラのランジェリー。究極の官能とエレガンスを表現する甘美なコレクションとなった。