2013年2月27日(水)、A.P.C.(アー・ペー・セー)がパリのショールームで2013-14年秋冬コレクションを披露。創設者のジャン・トゥイトゥ(JEAN TOUITOU)が最新コレクションを紹介した。
フェミニンな要素も残しつつ自立した現代の女性のライフスタイルに向き合った、アー・ペー・セーらしい普遍性のあるスタイル。リアルクローズであることに重きを置いたワードローブ。
アフターファイブのちょっとドレスアップしたい特別な日、子供を見送りに行くときなど、日常の色んなオケージョンをイメージした装いをシーンごとに提案している。
最初に登場したアウタースタイルは、トゥイトゥが90年代にN.Y.訪れた際に見たアメリカン・ガールたちからインスピレーションを得たもの。スポーティやカジュアルさもエッセンスとして取り入れながら、アーバンに仕上げる。まさにレディ・トゥ・ウェアのウェアとして、デイリーに活躍するフレンチカジュアルのスタンダードを築いている。
コロンとしたフォルムの小ぶりのショルダーバッグは、クラシカルな印象を与え、幅広いシーンで使えそう。ベージュやブラウンのパイソン、ブラックのレザーのバリエーションで展開されている。
また最後の4ルックでは今回で3季目となるヴァネッサ・シワード(VANESSA SEWARD)が手がける、ドレッシィなラインも披露。ショルダーからアームにかけて肌を透けさせるレースづかいのワンピースや、ラメ感のあるトップスなどパーティシーンをさりげなく飾るアウトフィットが、ノーブルで華やかな印象を与えた。