ロサンゼルス発の人気ハンバーガーレストラン「ウマミバーガー(UMAMI BURGER)」が日本上陸。2017年3月24日(金)、1号店を東京・青山の商業施設「ポルトフィーノ(Portofino)」内にオープンする。
ウマミバーガーは、2009年に創業者アダム・フライシュマンが1店舗目を出店以来、アメリカで25店舗にまで拡大。日本の科学者が提唱した第5の味覚とも言われる”うま味”に着目し、それを“最大限に引き出す調理法により作られるハンバーガー”ということからその名が付けられた。タイム誌の「史上、最も影響力のある17のバーガー」にも選出されたことがある。
ウマミバーガーでは、牛肉、チーズ、トマト、マッシュルームなど“うま味”が多く含まれる食材を使用している。さらに“うま味”を引き出すため、昆布や醤油、ホイセン(海鮮醤)、干しキノコなどを調合して作る「UMAMI マスターソース」と「UMAMI ダスト」を合わせているのもこの味の秘訣だ。
パテは、高級ステーキハウスで提供される良質なアメリカ産ブランド牛を、各店舗で毎日粗挽きにして手捏ねしたもの。バンズにも、うま味成分豊富な牛乳を多く使用しており、甘めでふっくらモチモチ感のあるポルトガル風に仕上げている。
青山店では、看板メニューの「ウマミバーガー」をはじめ、トリュフの奥深い香りが楽しめる「トリュフバーガー」、アップルウッドスモークベーコンとカリっと揚げたオニオン、チェダーチーズを挟んだ「マンリーバーガー」など全15種類のバーガーを揃える。目玉となるのは、ここでしか味わえない2種類の日本限定メニュー。
さらにサイドメニューとして、サラダやポテトフライ、またチョコレートバンズにアイスクリームをサンドした「チョコレートスライダー」といったデザートメニューもラインナップする。
少し甘味を感じるオリジナルバンズに、ローストしたトマトと椎茸、キャラメルオニオン、ビーフパティ、パルメザンチーズをサンドした。一口頬張ると、豊かな椎茸の香りと香ばしいオニオンの香りが広がり、サクサクとしたパルメザンチーズとジューシーなパティの異なる食感が一度に楽しめる。
人気のトリュフバーガーには、トリュフが香るアイオリソース、サルサ、ソルト、グレイズソースと4種類の調味料を使用した。特に、ポートワインを煮詰めて作ったグレイズソースは味の決めて。お肉のうま味、濃厚なチーズと共に、トリュフの奥深い香りが楽しめる、ウマミバーガーならではの逸品。
日本上陸を記念して生まれた、日本限定サムライバーガーには、なめことレンコンと日本らしい食材を用いた。甘いテリヤキソースを絡めたパテに、揚げたレンコンとなめこを一緒に挟み、さらにシャキシャキの大葉、キャベツ、レッドオニオンのピクルスを添えて。日本食材にとことんこだわったバーガーの隠し味となるのはワサビ。アイオリソースに混ぜ込んだ、ツンとしたワサビの香りがアクセントとなり、飽きのこないコク深い味わいへと繋げている。
パティの代わりに、新鮮な白身魚のフライを使ったバーガーも日本限定登場。ハーブを加えた自家製タルタルソースと白身魚のフライの相性は抜群だ。カイワレ、キャベツ、ニンジンと新鮮な野菜も一緒に合わせている。隠し味にカレーを加えることで、口いっぱいにうま味が広がる、濃厚な味わいに仕上げている。
全米25店舗を構えるウマミバーガーだが、一つとして同じ店がないと言われるほど各店舗ごとに外装・内装デザインを変えている。青山店では、木を基調とした温かみのあるテーブル、イスなどのインテリアを揃え、優しい灯りのシャンデリアを飾った。2020年までに国内10店舗の展開を予定しているウマミバーガーは、今後個性が際立つストア設計を各店で目指していくという。