人気ラジオ番組のパーソナリティを務める 、 GENERATIONSの小森隼。収録前にラジオ局の倉庫で30年前に届いたまま、放置されていた 「 ミンナノウタ 」と書かれた一本のカセットテープを発見する 。その後、 収録中に不穏なノイズと共に「カセットテープ、 届きました?」 という声を耳にした彼は、数日後にライブを控える中、突然姿を消してしまう。
マネージャーの凛は 、 事態を早急且つ秘密裏に解決するため 、 元刑事の探偵・権田に捜査を依頼。メンバー全員に聞き取り調査を進めるが、失踪した小森が ラジオ収録の際に聞いた「女性の鼻歌のような、妙なメロディーが頭から離れない」と言っていたこと が判る。そして、リハーサル中に他のメンバーたちも少女の霊を見たと証言。ライブ本番までのタイムリミットが迫る中、 リーダーの白濱亜嵐、凛、権田は捜索に乗り出す。やがて、少女の霊の正体は、さな という女子中学生だということが判明するが、彼女が奏でる呪いのメロディーによる恐怖の連鎖が始まり……。
映画『ミンナのウタ』は、『呪怨』シリーズや、『犬鳴村』などの「村シリーズ」を手がけてきたJホラーの巨匠・清水崇が監督を務めるサスペンスホラー映画。