L.E.D.BITES(エル イー ディー バイツ)の2010‐2011Autmn/Winterコレクションをご紹介。
2010-2011A/Wシーズン、コンセプトモデルとなるのは「Debaucheries」で、これまでのプレミアムモデルとは一線を画したハイエンドなコレクションライン。
ベロアワックスタンニングと、グラムワックスタンニングにダイヤモンドパイソンのパンチング箔のコンビネーションを加えジッパーには最高級のスイスriri社のものを使用した。ワックス(パラフィン)と一緒になめされた革(=ワックスタンニング)は最近のL.E.D.BITESの看板かつ定番とも言えるレザー。そのグラムワックスタンニングレザーに綿の網を貼り込み、升目状の網目を浮き出させたネッティングレザーは他にはないソリッド感を生み出している。
縁返しスピンドルや、番手違いトリプルステッチ等などディテールの拘りが随所に見られる今期のモデル。金具のメッキにはブラックニッケルを用いる事で妖艶さを引き出した。「Debaucheries」はもちろんすべて日本製。この拘り抜いた作りは実際に手にとって確かめて欲しい。
左) DEBAUCHERIES#W B-4044 ¥50400
右) DEBAUCHERIES B-4052 ¥72450
Debaucheriesの廉価モデルとして、ベロアワックスタンニング部分をシュリンクナイロンに、金具部分をニッケルサティーナに変更したドレスダウンモデル「Debaucheries#W」の2シリーズから成る。
L.E.D.BITES EARTH VOL.2 Ecological HEMP
地球にも目を向けるBITES が考えるエコロジーの第2弾「L.E.D.BITES EARTH VOL.2 Ecological HEMP」は、レザーをなめす為のタンニンが入っていた麻袋をリユースした。無骨な麻袋に包まれた固形タンニン(植物のシブ)は、皮と一緒にピット漕に3ヶ月間浸される。固形タンニンが溶け出し切った麻袋は、ピット漕より引き上げられるが、皮が革と成るのと同様に劇的な進化を遂げ、独特で力強い風合となる。廃棄資材でありながら、独特の表情をもつ麻袋が特徴的。ぜひこちらのコレクションにも注目を!