ユニクロ(UNIQLO)から、「ユース難民アートコンテスト」の受賞作品をデザインしたTシャツコレクション「HOPE AWAY FROM HOME」が登場。2024年2月22日(木)より、全国のUTme!(ユーティーミー)を展開する店舗などにて発売される。
「ユース難民アートコンテスト」は、難民の支援活動を行う国連難民高等弁務官事務所(以下UNHCR)が2020年に立ち上げたアートコンテスト。対象は10歳から30歳までの“ユース世代”で、次世代を担う子どもや若者たちの才能を世界中に広め、アート作品を通して難民支援の想いを繋ぐことを目的としている。
UNHCRとユニクロが共催した2023年度は、「HOPE AWAY FROM HOME」をテーマに掲げ、故郷を離れた人々が次の一歩を踏み出すための後押しになるようなアート作品を募集。今回は、全世界・4000人以上の応募の中から選ばれた受賞5作品が、ユニクロのプリントTシャツとなって登場する。
離れていても心はいつも一緒という“友情のおきて”を表現したというTシャツは、着ると思わず気分が明るくなるようなカラフルな配色が魅力的。人々が肩を組んで前を向く様子を、ブルーやレッド、イエローといった鮮やかなカラーとポップなタッチで描いている。
“故郷からの小さな愛”がテーマのTシャツ。地球儀と紙飛行機をフロントにプリントし、その下には「a little love from home」の文字を配した。紙飛行機の軌道が、“小さなハート”を描いているのもポイント。
平和の象徴である“ハト”をメインモチーフにしたグラフィックTシャツもお目見え。ハトの胸に描かれたハートは、たとえ故郷から遠く離れていても夢を追い続けることができるということを表している。
空と月の下に横顔を描いたTシャツは、淡い水彩画のタッチが印象的。イエローやブルー、ピンクがほんのりにじみ、重なり合うことで独特のやわらかいムードを演出している。“みんな同じ空と月の下にいる”というやさしいメッセージが込められた1着。
美しい緑の森の中に生息するきれいな鳥をイメージしたデザイン。鮮やかなグリーンやパープル、淡いピンクといった美しい色彩で、横一列に並んだ4羽の鳥を描いた。
なおこれらのTシャツを購入すると、1枚当たり3USドル(約441円)がUNHCRを通して難民支援に役立てられる。
またTシャツのほか、ユニクロとUNHCRとのコラボレーションによる「MADE51」のアクセサリーもラインナップ。ブレスレットと、キーホルダーの2種を展開する。ビーズ細工は南スーダンの伝統的な手工芸で、職人たちの手によってひとつひとつ作られているのが特徴だ。