パリファッションウィークにて発表されたクリスヴァンアッシュ(KRISVANASSCHE)の2011- 2012年秋冬コレクション。ボヘミアンで自由に生きてきた男性が初めてスーツを着て社会へ出る、新しい生活に溶け込んでいく葛藤や発見をストーリーに描いている。コレクションでは、新しいスーツのシルエットを提案。ラフなエレガンスさと洗練されたピースのミックス感を楽しめるコレクションは、着る人のアイデンティティを表現。
オーバーサイズのトップスをスーツの上にコーディネートしたスタイルや、ボタンでなくジップアップのスーツジャケットなどが登場。カラーパレットはブラックとグレーをベースに、ホワイトやブラウンを差し色に使うことで、ストリートでありながらラグジュアリーな雰囲気。フィナーレのルックではキャメルを使いボリューム感やディテールを強調、今回のコレクションの象徴的なシーンとなった。
今回のショーには、EASTPAKとのコラボレーションラインが初披露。実用性、建築的なデザイン。クリス ヴァン アッシュらしいエレガンスさを持ち合わせた新たな提案は、メンズモード界に新たな刺激を与えた。