イギリスのファッションブランド「DAKS(ダックス)」が、2012年春夏シーズンよりカジュアルウェアラインとして「DAKS SPORT」を立ち上げることを発表した。
100年以上の歴史を持つDAKSは、これまで積極的にスポーツへの協賛や振興活動を行っており、新しいコレクション「DAKS SPORT」はそういったこれまでのスポーツへの取り組みに敬意を表して、特にゴルフやセーリング、テニス、ポロからインスピーレーションを得てアイテム展開をする。デザインでは、伝統的なDAKSのハウスチェックを、独特のスポーティーなグレーや洋紅色(カーマインレッド)、白といったカラーに再加工して落としこんでいくという。
新しいDAKS SPORT コレクションはDAKSのクリエイティブ・ダイレクターで、生産及びデザインの監修を担うフィリッポ・スクフィ(Filippo Scuffi)により立ち上げれた。2012年のオリンピック開催地としてロンドンが注目される中で、高級なテーラリングコレクションを展開するブランドにとって、よりカジュアルなコレクションを提案・展開する最適なタイミングとしている。