ディーゼル ブラック ゴールド(DIESEL BLACK GOLD)が、2017-18年秋冬コレクションを2017年1月14日(土)にイタリア・ミラノで発表した。
今季のインスピレーションソースは忍者。日本のマーシャルアーツから影響を受けている。
和を想わせる要素はコレクションに強く反映されており、新しいシルエットとして提案。ブランドお馴染みのダブルライダースは見返しを取り払って衿の重なりを、MA-1は首元のリブ部分で前合わせを表現している。甲冑のようなトップス、道着のようなボンバージャケットも含め、エッジを効かせて都会的に再解釈された“NINJA”ルックが後を絶たない。
クロップドパンツはテーパードのシルエット。腰にはベルト代わりに、長めのベルトあるいは共布で結びを施した。道着の腰紐に似たものもあれば、着物の帯締めに似たものもある。そして、足元には総じてバイカーブーツを採用している。
定番のデニムルックは、日本の伝統とブランドが誇るジーンズ技術の賜物だ。キルティングや異素材ミックス、モノグラムや絵柄の刺繍は、それぞれのアイテムに武芸の力強さはもとより、和の繊細さを与えている。
また、今回はメンズだけでなくウィメンズのカプセルコレクションも同時に披露。レザードレスや、メンズ同様ナイロンキルティングをセットしたデニムのチュニックなどが登場している。なかでもグラフィカルなシャツに合わせたフェミニンなエプロンドレスは、ランウェイの中に華を添える存在であった。