クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)が、“the shoes that inspired the red sole(レッドソールをインスパイアしたシューズ)”というコンセプトのもと、ブランドの20周年を記念した特別なカプセルコレクションを発表した。このカプセルコレクションは、デザイナーのクリスチャン・ルブタンがアーカイブの作品の中からアイコニックであり忘れがたい20モデルを選び抜きリデザインしたシューズとバックのコレクションで、2012年4月1日(日)より国内の直営店にて販売される予定。
写真左より)ALTA DENTELLE 20ANS 120 ¥141,750
BOW BOW BOW 20ANS 100 ¥120,750
PENSEE 20ANS 100 ¥93,450
このカプセルコレクションはブランドの中心的なテーマを表現しており、クリスチャン・ルブタン自身も、“フランスでは20年はひとつの世代のくぎりです。 これはクリスチャン ルブタンにとって最初の20周年のお祝いです。若き冒険者の記念なのです!”と語るように、今回のために作られたシューズやバッグには豊潤な歴史・語られるストーリーがある。
キャバレーのグラマラスな世界に惹き込まれたクリスチャンの初期の作品は、パリのステージで優雅に踊るダンサーの脚を意識してつくられた。彼にとってダンサーたちは素晴らしくフェミニンで魅惑的な美の象徴であり、しばしば極楽鳥に例えられた。極楽鳥のヴィヴィッドでファンタジーに溢れるイメージは“La Pluminette”という軽やかに舞う羽の装飾が施されたシューズとして生命を吹き込まれる。ダンサーやアート、パフォーマンスへの情熱や賞賛はクリスチャンにとって止まないインスピレーションの源である。そしてクリスチャンのシューズはステージで踊るシューズとしても有名で、空にも届くようなハイヒールと、ステップを踏むたびにレイヤーフリンジの動きを楽しめる “Highness-Tina”をはじめ、カプセルコレクションに登場するシューズは、エネルギーとグラマラスさを持ち合わせている。
“The Copt”サンダルはエジプトにインスパイされた特別なシューズだ。クリスチャンがルクソールのクイーンズの谷にて職人より買ったコプト語が記載された十字架にインスパイされて作られ、十字架の複雑で繊細な色彩はクリスチャンの伝統工芸への尊敬と愛情をかきたてた。
“Artemis Paris”は今回のカプセルコレクションのためにアトリエで特別につくられたバックといえる。 ドラマティックなデザインのショルダー部分には、スワロフスキーで覆われたパリの街がクリスチャン独自の視点から再現されている。世界中から探し出された様々なピースがパリの街をつくるために集められ、すべて手仕事で施された。このユニークで特別なバックは、クリスチャンの美学とアート性の高さを祝うためにつくられたといっても過言ではない。
クリスチャン ルブタン カプセルコレクション
■発売日:2012年4月1日(日) 予定