2012年2月22日、ミラノファッションウィークにてN°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)が2012-13年秋冬コレクションを発表した。
カーキのツイードルックから始まった今回のショー。ボトムがショート丈にまとめられていることで、スイートな印象にまとめられた。ホワイトシャツにシアーなブラックブラウスを合わせたルックのように、透け感が加わることで、秋冬の装いも重たくなりすぎず、新鮮なイメージに。素足にアンクルストラップのヒールを合わせることで健康的なセクシーさが演出されている。カーキやブラック、エンジなど落ち着いた色味がメインとなったが、、ショートパンツやドレス、グローブに施されたビジューが、華やかさを添えた。
中盤からレディライクなシルエットのルックが登場。ベージュとベビーピンクの組み合わせもフェミニティを前面に押し出している。エメラルドグリーンのドレスや、ビジューの光り輝くスカートなど、ラグジュアリーなピースで締められた。素材の組み合わせやシルエットとカラートーンのバランスに、デザイナーであるアレッサンドロ・デラクアの絶妙なセンスが光っていた。