センサイ(SENSAI)が日本上陸。カネボウ化粧品のスーパープレステージブランドが、2019年9月4日(水)より順次、東京・伊勢丹新宿店と大阪・阪急うめだ本店を起点に国内展開をスタートする。
センサイ(SENSAI)は、1983年にカネボウ化粧品がスーパープレステージブランドとしてスタート。イギリス、フランスなどヨーロッパ圏内を中心に展開され、ロンドンの百貨店ハロッズ、パリのボン・マルシェ百貨店など、老舗高級百貨店で販売されてきた。2019年9月ついに日本での販売をスタートする。
センサイの核となるのは、その希少性から“幻のシルク”と呼ばれる小石丸シルク。現在、国内で養蚕を行えるのはわずか2ヶ所。その飼育の難しさから、限られた地域でしか生産されず、なかなか目に触れることが難しい。
センサイでは、この小石丸シルクから抽出した小石丸シルクエキスを配合したスキンケア製品をバリエーション豊富に展開している。
また、スキンケア製品の香りにも小石丸シルクのエッセンスをプラス。スキンケア製品でありながら、香りも大切にしていて、トップノートからミドル、ラストノートへと移り変わり、フレグランスのように変化する香調を楽しむことができる。
パッケージも、小石丸シルクを象徴するデザインに。製糸用の代表的な繭と比べて小さく、発光するような奥深い艶を放つ小石丸シルクをパッケージデザインにも落とし込んだ。立体感のあるドレープ模様とグラデーションカラーで“幻のシルク”の姿を表現している。
また、「センサイ(SENSAI)」は日本ブランドならではの観点で、日本の植物にも着目。米ぬか、桜、サトウキビなど、馴染みのある植物から得た素材をオートクチュールのように組み合わせて、こだわりのスキンケア製品を生み出している。
「センサイ(SENSAI)」の日本展開は、35品目75品種でスタート。幅広い展開アイテムの中から、スキンケア、ベースメイク、ポイントメイクの3カテゴリーからこだわりのものを厳選した。
クレンジング・洗顔のW洗顔を「センサイ(SENSAI)」は提唱。日本人にとってはベーシックなケアのように映るが、センサイがスタートした欧州では、W洗顔の習慣がなかなか浸透しにくかった。
そこで茶道になぞらえ“Saho”と名付けてスキンケアステップやメソッドを伝えた。次に使う化粧水や乳液をきちんと取り込める肌作りとして、きめ細やかなW洗顔の意義を唱えている。
日本上陸に合わせてセンサイのラインナップの中から、5つのメイク落としと3種類の洗顔、さらにエキストラケアとしてピーリング パウダーを用意。クレンジング一つをとってみても、オイル、ミルク、ジェル、クリーム、部分用クレンジングと、異なるタイプのものを揃えているので、自分好みのアイテムに出会うことができそうだ。
多彩なラインナップの中でも注目は、繭を思わせる濃密泡の「センサイ AS マイクロ ムース トリートメント s」だ。日本上陸より一足早く発売されたドイツでは、大ヒットを記録。他ブランドがクリーム、美容液などで売上を伸ばすなか、化粧水で多くの女性たちを虜にした。