1983年、カネボウ化粧品が、ブランド「カネボウ(Kanebo)」のラインの一つとして「センサイ(SENSAI)」をスタート。
「センサイ(SENSAI)」は、カネボウ化粧品が展開するスキンケア・コスメブランド。イギリスやフランスなど欧州を中心にラグジュアリーブランドとして展開していた。2019年、リブランディングと同時に国内展開をスタート。東京・伊勢丹新宿店、大阪・阪急うめだ本店を起点に、日本国内でも取り扱いを開始。
ブランドの始まりは1983年。カネボウ化粧品が、前身ブランドとなる「カネボウ(Kanebo)」の1つのラインとして「センサイ(SENSAI)」をスタート。1979年より「カネボウ(Kanebo)」の販売を行っていた、イギリス・ロンドンの老舗高級百貨店ハロッズで販売する。
1987年、世界で初めてバイオテクノロジーを追うようした口紅「バイオ リップスティック」を欧州で発売。
1989年、SENSAI EX La Crèmeを発売。当時日本円で50,000円の価格、洗練されたテクスチャーから、英国を起点に話題を浴びる。
2005年、カネボウ センサイ(Kanebo SENSAI)から、ブランドネームを「センサイ(SENSAI)」へ変更。
2013年、「センサイ(SENSAI)」の最高級シリーズ「アルティメイト(ULTIMATE)」が誕生。
2017年、西欧・東欧・中東など43カ国3698店舗を構えるブランドへと成長。
2019年、欧州で「アブソルート シルク(ABSOLUTE SILK)」を発表。また、同年リブランディングを行い、「THE SENSE AND SCIENCE OF JAPAN」のメッセージを発信。ブランド誕生時から伝えてきた日本の完成と技術をより端的にわかりやすく伝えていく。日本展開は2019年9月からスタート。今後、中国の展開も視野に入れて、よりグローバルな発展を目指していく。
センサイの最高級シリーズ「アルティメイト(ULTIMATE)」には、小石丸シルクロイヤルに加えて、サクラエキスを配合。クリーム、ローション、エマルジョンなどのスキンケア製品を提案する。
小石丸シルクのサイエンスに、米ぬか、桜、サトウキビなど、日本の植物から得た素材をオートクチュールのように組み合わせて、こだわりのフォーミュラを作り上げている。
また、センサイは、スキンケアステップやメソッドを茶道になぞらえて「Saho」と呼び伝える。クレンジングと洗顔によるW洗顔や、化粧水を塗布する風習のない欧州で、きめ細やかなW洗顔の意義や、水分を与えるモイスチャライジングの手法を伝えてきた。
2019年、国内展開スタート時には、35品目75品種を取り揃えた。メイク落とし・洗顔は複数種類を揃えてW洗顔の大切さを提案。モイスチャライジング、スペシャルケアといったスキンケア製品に加えて、ベースメイク、ポイントメイク製品も展開する。