1968年、メイクアップ アーティストの植村秀により創業。
シュウ ウエムラ(shu uemura)は、日本美容界のパイオニア的存在であるメイクアップ アーティスト、植村秀により創業されたコスメブランド。
「美しいメイクアップは美しい素肌からはじまる。」というコンセプトのもと、メイクアップからスキンケアまで展開。そのポリシーは「自然・科学・アート」の融合。これに基づき、シンプル&リッチなアイテムを作りあげている。
ファッションやアートとのコラボレーションコスメを度々発売しており、カール ラガーフェルドやオニツカタイガー、メゾン キツネ、ヤズブキー、アンブッシュ、村上隆などとコラボレーション。スーパーマリオブラザーズやポケモン・ピカチュウなどキャラクターをフィーチャーしたコスメも発売された。
1950年代、ハリウッドへ渡り、メイクアップ アーティストとしての活動をスタート。
パラマウント映画社の"My geisha"(マイゲイシャ)に参加したのをきっかけに、シュウ ウエムラの名がクローズアップされた。
アジア人の特徴を主演女優のシャーリー マクレーンの顔を生かして表現し、日本人の芸者顔を作るという困難な仕事を見事にやり遂げた。
以後数年にわたりシュウ ウエムラは、大スター、フランクシナトラ、俳優のエドワード G ロビンソン、他多くのハリウッド女優達からメイクアップアーティストとして指名を受け、様々な映画で活躍しました。
ハリウッドの舞台裏でシュウ ウエムラは現在のクレンジング オイルの原型となる「アンマスク」と出会う。
当時日本では、オイルでメイクを落として洗顔する手法が受け入れられにくい時代だったが、シュウ ウエムラは製品の改良を重ねオイル洗顔の素晴らしさを訴え続けたのが理由で、今では"クレンジングオイルの父"と呼ばれるようになる。
1965年、シュウ ウエムラは日本で初めて、ハリウッド式のメイクアップアトリエを開設。
そこには、トータルなメイクアップテクニックを普及させるだけでなく、メイクアップそのものを純粋に楽しんでほしいという意図が込められた。表参道本店には現在もプロテクニックを一般の方に提供する「ラーニング アトリエ」が開かれている。
1968年、独自のメイクアップ提案として、コスメブランド「シュウ ウエムラ(shu uemura)」をスタート。「モードとはファッション以前のもやもやとした状態」と語る植村は、時に風刺的に、時に繊細に、メイクアップのあらゆる可能性を表現したメイクを生み出していった。
1983年、表参道に「シュウ ウエムラ ビューティブティック」1号店がオープン。
2007年、植村は急性肺炎のため死去、79歳だった。
2008年、打出角康がインターナショナル アーティスティック ディレクターに就任。
2009年、表参道の「シュウ ウエムラ ビューティブティック」が表参道ヒルズに移転。
2011年、レフィル発想のアイシャドーとチーク カラー、初代「カラーアトリエ」が発売。
2019年、24色のファンデーション「アンリミテッド ラスティング フルイド」発売。発売後たちどころにNo. 1ファンデーションに。