カルチャー誌『relax』初の展覧会『wanna relax?』が、2020年11月20日(金)から11月29日(日)まで、東京・渋谷パルコのパルコミュージアムトーキョーにて開催される。
1996年から2006年にマガジンハウスから刊行されていた雑誌『relax』は、当時のバックナンバーが今も積極的に中古市場で取引されるなど、国内外に多くのファンを持つ伝説的なカルチャー誌。特に、岡本仁が編集長を務めていた約5年間に刊行された号は、独特の目線でカルチャー、ミュージック、ファッションを切り取った特集と、斬新さと普遍性を兼ね備えた誌面デザインから高い評価と人気を獲得している。
今回は、1号限りでの復刊が決まった同誌の復活を記念して、『relax』元編集長の岡本仁、元副編集長の中島敏子、元アートディレクターの小野英作らが製作した2000-2004年の号にフィーチャーした初の回顧展が実現。
誌面に掲載されたアートワークや写真を当時のエピソードと共に展示する「relaxアーカイブス」、“捨てられない雑誌”と評される所以の一つである表紙デザインを63冊並べたフォトスペース「カバーウォール」、バックナンバーを自由に閲覧できる「バックナンバーライブラリー」など、元編集長・岡本仁がキュレーションを手がけた様々な展示を通して、その不変的な魅力に迫る。
『relax』の人気連載から派生した中島敏子ディレクションによる「OUR FAVORITE SHOP 2020」も同時オープン。『relax』のロゴをあしらったオリジナルアイテムのほか、オリジナルの絵柄の砥部焼、グラフィックアーティストのヴェルディ(VERDY)による復刊記念アートワークを用いた限定バッグ(本誌とセット)など、様々な限定アイテムや記念商品が販売される。
また、渋谷パルコ内のミニシアター「WHITE CINE QUINTO」では、復刊を記念した上映企画「ソフィアとスパイク」を開催。『relax』誌と関係性の深かったスパイク・ジョーンズとソフィア・コッポラ、それぞれの監督作である『マルコヴィッチの穴』と『SOMEWHERE』を上映する。
展覧会『wanna relax?』
開催期間:2020年11月20日(金)〜11月29日(日)
時間:11:00〜21:00
※入場は閉場の30分前まで。
※最終日18:00閉場。
会場:パルコミュージアムトーキョー(渋谷パルコ 4F)
入場料:一般500円、学生400円、小学生以下無料
主催:PARCO
協力:マガジンハウス
企画:岡本仁(BAGN)
制作:PARCO/高澤敬介(前田屋)
Rロゴ・オリジナルデザイン:五十嵐威暢
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