「エディット・ピアフ～愛の讃歌～」のオリヴィエ・ダアン監督、ニコール・キッドマン主演による映画『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』が、2014年10月18日(土)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国でロードショー。映画では、往年の大女優グレース・ケリーが、当時身に付けていたカルティエ(Cartier)の5つのジュエリーも登場する。

『グレース・オブ・モナコ』は、人気絶頂でハリウッドを去り、モナコ公妃となったグレース・ケリーが、公国の存亡の危機に決死の覚悟で手を添えた、知られざる世界史の1ページを描く物語だ。1956年、婚約指輪として彼女の指に輝いたのは、10.47カラットのカルティエのエメラルドカットのダイヤモンドリング。結婚に際し、グレース・ケリーには、ダイヤモンドとルビーのティアラや3連のダイヤモンドネックレスをはじめ、多くのカルティエジュエリーが贈られたという。

本作品の撮影のために、グレース・ケリーが所有していた5つのジュエリーを、モナコ公国の同意の下、カルティエのアトリエで完璧に複製。なお、オリジナルの作品は、現在でもモナコ公室で大切に保管されている。カルティエは、他にも多くのハイジュエリーのリースにも協力。劇中で女優パス・ベガが身に着けたエメラルドがまぶしく輝くネックレスもその一つで、主演男優ティム・ロスや、ロバート・リンゼイはカルティエの時計やアクセサリーを着用している。

左：ティアラ Vincent Wulveryck 右：エンゲージメント リング Vincent de la Faille © Cartier

クリスチャン・ディオールの赤いスーツの写真からインスパイアされたドレスや、膨大な時間を費やしてスワロフスキーのクリスタルを1,000個以上あしらったドレス、エルメスの貴重なアーカイブスカーフ＆バッグなど、映画を彩る華麗な衣装の数々も本作の見所の一つだ。

なお2014年8月19日(火)から9月8日(月)まで、ニコール・キッドマンが劇中で実際に着用した衣装3着が、西武渋谷店に展示される。映画の場面写真を収めたパネル展も同時に開催されており、今後は各店舗を巡回する。

【ストーリー】
世紀の結婚式から6年経った1962年、グレース・ケリーは、いまだにモナコ宮殿のしきたりに馴染めずにいた。社交の場で女性が政治に意見するのは「アメリカ流」だと皮肉られ、夫のレーニエからも公の場では美しいだけの人形でいることを望まれる。失意のグレースがヒッチコックからのハリウッド復帰の誘いに心を動かされたとき、レーニエは過去最大の危機に直面する。フランスのシャルル・ド・ゴール大統領が過酷な課税をモナコに強要、承諾しなければ「モナコをフランス領にする」という声明を出したのだ。

窮地のなかグレースは、自分にしかできない秘策を考え出す。外交儀礼の特訓を受けて、完璧な公妃の“役作り”に励み、ド・ゴールを含む各国の指導者を招いたパーティという“舞台”を用意。果たしてグレースが自ら書いた“脚本”のクライマックスとなる、運命を握るスピーチとは？

【作品情報】
『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』
公開：2014年10月 TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー
出演：ニコール・キッドマン、ティム・ロス、フランク・ランジェラ、パズ・ヴェガ
監督：オリヴィエ・ダアン
配給：ギャガ

【衣装展・パネル展概要】
『グレース・オブ・モナコ』衣装展・パネル展
●西武渋谷店：8月19日(火)〜9月8日(月)
B館1Fにて衣装展、5FA館-B館連絡通路でのパネル展実施
■そごう大宮店：年9月10日(水)〜9月21日(日)
3F連絡通路にて衣装展・パネル展実施
■そごう横浜店：9月23日(火)〜9月29日(月)
シーガルコートにて衣装展・パネル展実施
■西武池袋本店：9月24日(水)〜9月30日(火)
1F南/2F中央にてパネル展実施
■そごう千葉店：9月23日(火)～9月29日(月)
2Fエスカサイドにてパネル展実施
■そごう神戸店：9月(※時期調整中)