■ローズ カブキ:
日本の伝統芸能・歌舞伎にオマージュを捧げた、ライト フローラルフレグランス。歌舞伎の白塗り化粧から着想を得て、咲きたてのローズに、コットンのようにソフトなムスクを大胆に重ね合わせた。パウダリーなニュアンスを纏ったバラの香りには、アクセントとしてバラの茎を思わすグリーン ノートを添えている。
■ローズ ジプシー:
収穫前の夜明け、朝露で輝くローズの花畑から着想した「ローズ ジプシー」。熟練の摘み手によって折られた茎から発せられるいきいきとした香りをフレッシュなグリーンノートで表し、花を摘んだ後指先に残る香りも胡椒を思わすスパイシーな香りで表現している。
ローズの香りと並んで、メゾン クリスチャン ディオールを代表する香りがジャスミン デ ザンジュ。花畑いっぱいにジャスミンの香りが広がる、初秋の南仏グラースの花畑をイメージして、フランソワ・ドゥマシーがデザインした香りだ。
■ジャスミン デ ザンジュ:
最後の収穫が行われる初秋のジャスミンは、フラワーリキュールのような甘美な芳香を放つ。その香りを砂糖漬けアプリコットのようなアロマを放つフローラル フルーティのフレグランスで表現。数滴肌にまとうだけで、シロップのように甘い香りが楽しめる。
■グリ ディオール:
メゾンのアイコンカラーの一つ“ディオール グレー”がもし香水だったら…とのアイデアから生まれた「グリ ディオール」もジャスミンを主役にした香り。ジャスミンとベルガモットを組み合わせ、森の下草を思わすアンバーと爽やかなシトラスをアクセントにした、独特で濃厚なフローラル フレグランス。
メゾン クリスチャン ディオールのフレグランスは、香りのインスピレーションや香調にあわせて、一つひとつ異なるカラーで彩られているのもポイント。例えば、ベストセラーの「ラ コル ノワール」は、陽射しに照らされたラ コル ノワール城の庭園に咲くローズから切り取った鮮やかなピンクカラー。
また、「グリ ディオール」は単に白と黒を混ぜた色ではなく、いくつもの色をブレンドすることで生まれた“ディオール グレー”を香りの分類が難しい「グリ ディオール」そのものに当てはめ、落ち着きのあるグレーで彩っている。
ボトルは、このフレグランスの色彩を美しく映し出すようシンプルでモダンなデザインに。中央には、フレグランス名とクリスチャン ディオールのロゴを配した特別なネームタグをのせた。
メゾン クリスチャン ディオールは、フレグランスだけでなく、日常でも香りを楽しめるようキャンドルやソープ、ボディケア製品なども展開している。また、“香水を香らせて纏う”シルク スカーフ「ミッツァ スカーフ」も人気のアイテムだ。