ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)のメンズコレクションが東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された。山本耀司氏が東京でメンズコレクションを開催するのは1991年以来で、約19年振り。
約3000人を収容する国立代々木競技場第二体育館が埋め尽くされる観客が待つ中、ショーがスタート。登場したモデルは、俳優の加藤雅也氏や宇梶剛士氏、ミュージシャンのムッシュ・かまやつ氏、映画監督のSABU氏、元日本代表監督として有名なフィリップ・トルシエ氏など。デザイナー山本耀司氏と親交のある人物がランウェーを歩いた。「日本のファッションを支えたい。」と語る山本耀司氏の想いが伝わってくる内容で、1人1人のモデルは「男の中の男」というテーマに相応しいく服はもちろんのこと、その生き方までをも表現するような内容となった。
各モデルはランウェー上でそれぞれ自由にウォーキングをし、中にはトルシエ氏が片手に持っていたサッカーボールでリフティングをしたりと、とてもユーモアの溢れる演出。ショーのラストには山本耀司氏自らランウェイを歩き、フィナーレは出演した著名人が一堂に揃い、会場のボルテージは最高潮に到達。ヨウジヤマモトらしいショーとなった。