鬼子母神は子どもを喰らう鬼だったところをお釈迦様に戒められて過ちに気づき、お釈迦様に帰依したとされているが、ここの鬼子母神像は菩薩のような優しい姿をしているため、「鬼」の字は1画目のツノが付かない。鬼子母神堂は、1578年の創建以来、安産・子育ての神様として篤い信仰を受けている。
参道のケヤキ並木は古いもので樹齢400年と言われ、東京都の天然記念物に指定されている。境内には樹齢700年とも言われる大イチョウ(大公孫樹)もある。本殿は1664年建立の国指定重要文化財。境内にある「上川口屋」は創業1781年で、日本最古の駄菓子屋と言われている。
参詣土産としてススキの穂で作った「すすきみみずく」が有名。