フードショップ&レストラン・イータリー(EATALY)は、イタリアの食文化“アペリティーボ”を体験できるイベント「アペリティーボフェスティバル」を2023年8月21日(月)から9月14日(木)までイータリー全店で開催する。
ラテン語の「aperire(開く)」を語源とした“アペリティーボ”は、ローマ時代の裕福な人たちの食習慣を発端に、18世紀後半にイタリア・トリノでスタートしたと言われているイタリアの食文化。もともとは「食前酒」そのものを指す言葉だったが、現在では夕食前のひと時に簡単なおつまみと一緒に食前酒を楽しむスタイルとして、イタリアの人々の間で長く日常に根付いている。
人と関わり合う時間を大切にしているイタリア人にとって“人生をより豊かにするもの”であると言う“アペリティーボ”は、リキュールを使ったカクテルを嗜むのが主流。食欲を増進させる味わいのものが好まれ、カクテル以外にもビールやワインを味わう人もいるそうだ。
イータリーは、そんなイタリアの愛するべき食文化“アペリティーボ”の魅力を伝えるべく、「アペリティーボフェスティバル」を全店で開催。様々なスタイルの“アペリティーボ”メニューを展開し、飲み物やおつまみを片手に過ごすリラックスタイムを提供していく。
まず最初に紹介したいのは、ワンコインで気軽に楽しめるセットメニュー。“アペリティーボ”の定番カクテルとも言える、アペロールとカンパリを使った爽やかなカクテルに、スナックとオリーブのおつまみが付いたお得なセットになっている。“アペリティーボ”初心者は、ぜひここからスタートしてみてほしい。
自分好みのカクテルで“アペリティーボ”を体験できる「アペリティーボ・カクテル」も要チェック。6種類のベースと4種類のミキサーから選んだカクテルと、スナックとオリーブのおつまみを楽しめる。
中でもおすすめしたいカクテルは、5種類のボタニカルを使用したオーガニックジン「エンジン(ENGINE)」にトニックウォーターを合わせたジントニック。一口飲むと爽やかな風味が口いっぱいに広がる、夏にぴったりな一杯だ。
もちろん、セットメニュー以外にも“アペリティーボ”体験を盛り上げてくれるメニューを多数用意。ぜひオーダーしてほしいのは、ヴェネツィアで親しまれている一口サイズのおつまみ“チケッティ”。うま味たっぷりの定番おつまみ「生ハム」から、さっぱりとした「ミニカプレーゼ」、ボリューム感のある「黒毛和牛のタリアータ」まで、1,000円以下でオーダーできるライトなメニューが豊富に揃う。
さらに、イータリー銀座店では「アペリティーボフェスティバル」期間中に、オープン2周年を記念した限定メニューや数量限定アイテムなど特別なコンテンツを多数用意。“アペリティーボ”の魅力にもっと触れてみたい!という人は、ぜひこちらも併せてチェックしてほしい。
イチオシは、2周年限定メニューとして登場する「ピッツァ・ブッラータ・ドゥエ・グスティ」。イータリーで圧倒的な人気を誇る“まるでバター”のように濃厚なブッラータのピザを、フレッシュトマトとトリュフのハーフ&ハーフにアレンジしたメニューだ。最後まで飽きずに美味しく味わえる、充実した一品となっている。