大規模テーマパーク「ジャングリア沖縄(JUNGLIA OKINAWA)」が沖縄北部のやんばる地域に開業。オープン日は2025年7月25日(金)だ。
ジャングリア沖縄は、沖縄本島北部「やんばる」地域の総面積約約60ヘクタールの広大な敷地に誕生する大規模テーマパーク。その規模は東京ディズニーランドや大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を上回る。大自然を活かした唯一無二のエンターテインメント体験を展開し、沖縄の新たな観光スポットとして人気を集めそうだ。
開業の地は、2021年にユネスコ世界自然遺産に登録された、沖縄本島北部の「やんばる」エリア。やんばる国立公園が主に最北部に集中していることから、「やんばる3村」と呼ばれる大宜味村・東村・国頭村などを指すことが多いが、広義には名護市や国頭郡に属する市町村全域、北部一帯を指す。降水量が多く湿度が高い亜熱帯海洋性気候のエリアで、多様な生き物や植物が生息している。
ジャングリア沖縄は、そんな「やんばる」の南に位置する名護市と今帰仁村にわたるゴルフ場跡地の地形をそのままに建設する。
コンセプトは“パワーバカンス(Power Vacance!!)”だ。興奮、贅沢、解放感という3つのキーワードのもと、沖縄旅行をより最高なものに、との想いを込めた。パーク内では、脱走した恐竜たちと繰り広げるサファリライドや気球体験といったアトラクションだけでなく、エンターテイメント、スパ、レストラン、ショップも展開する。
ここからは、ジャングリア沖縄でどのような体験ができるのか、何があるのかを詳しく見ていこう。旅行プランを立てる前、チケットを購入する前に要チェックだ。
まず来場者を迎えるのは、「JUNGLIA」のサインと沖縄由来の木々からなる巨大なシンボルツリーの木の幹。そこをくぐると、「やんばる」の自然と一体化したパークの中へとつながる。南国ムード溢れる「エントランスビレッジ」では、ジャングリア沖縄の全貌が広がり、思わず叫びだしたくなるほどの興奮と解放感に満たされる。
ジャングリア沖縄の目玉は、サファリライド型のアトラクション「ダイナソー サファリ」だ。迫力満点の大型装甲車に乗り込み、本物のジャングルでの冒険にいざ出発。仲間と一緒に、人を飲み込めるほど巨大な肉食恐竜から必死に逃げる体験ができる。
「ダイナソー サファリ」は、バーチャルリアリティではなく、最先端のアニマトロニクス技術を駆使した、自然の中に住む“本物の恐竜たち”に出会えるのが魅力。アンキロサウルス、ステゴサウルス、ティラノサウルス、ブラキオサウルスなど20体の恐竜たちが生息している。時には装甲車の目の前を恐竜が塞いでしまうこともあるが、そんな時は焦らず胴下をくぐって進むなど、リアルに恐竜に出会ったような“ピンチを潜り抜けるシーン”も体験できるという。
子どもも大人も楽しめるウォークスルー型のアトラクション「ファインディング ダイナソーズ」も用意。ユラユラと揺れる吊り橋を渡ったり、自身でトロッコを運転したりしながら、最大級の翼竜プテラノドンなど6頭の赤ちゃん恐竜と触れ合い、ジャングルの中を冒険していく。
気球に乗って体験する遊覧体験「ホライゾン バルーン」は、ここでしか見れない絶景を堪能できるアトラクション。標高200mまで一直線にのぼる、直径20mを超える超大型のガス気球に乗り込めば、壮大な「やんばる」の自然と透明なエメラルドグリーンの海が360度広がる。気球の中では、特別な食事、スパークリングワインやカクテルを楽しむこともできる。