2014年10月16日(木)、99%IS-(ナインティナイン パーセント イズ)が東京・外苑前にある秩父宮ラグビースタジアムにて2015年春夏コレクションを発表した。
テーマは、BLACK HAWAII。真っ黒なヤシの木が飾られた会場に、ブラックフラワーのヘアアクセサリーとスタッズをあしらった仮面を身に着けた、三つ編みヘアのモデルが登場。ライトブルーをベースにブラックレザーとスタッズでアクセントを加えたジャケットは、ロングジャケット、スタジャン、ライダースと形を変えながらもショー前半で続いて展開された。
中盤には、アロハシャツをイメージさせる、ヤシの木が描かれたファブリックをシャツやパンツ、ジャケットなどさまざまなアイテムに採用。その後、満月のような大きな丸や「I♡PUNK」と全面にプリントされたトップスなど、キャッチーなアイテムが続く。
コレクションを通して多く見られたのは、サッカー選手のようなショートパンツにハイソックスを合わせたコーディネート。ユニフォームを彷彿とさせるようなトップスやスポーツソックスをパンクスタイルに落とし込み、サッカーサンダルでアクセントをプラス。サンダルのアッパー部分には、ボーダーやヤシの木が描かれたアロハ柄など、さまざまなファブリックを使用した。
また、プリーツ加工を施したショートパンツや立体的なフラワーを装飾したスウェットなど、ガーリーな雰囲気を持つアイテムも登場。ハードな印象を与えるパンクスタイルに、さまざまなアプローチで異なるテイストの組み合わせを提案した。
後半は、ナインティナイン パーセント イズらしく、レザーにスタッズやジップをふんだんに飾った装いや、安全ピンのようなピアス、シルクハットなどがパンキッシュなスタイルを彩るアイテムが登場。小物でアクセントを加えたルックがつづき、ショーは幕を閉じた。